ウェンバンヤマは、待望の新人賞受賞は自身とチームがシーズンを通じて成長してきたおかげだと話し、さらにチームの地元サンアントニオで子どもたちを集めて行われたセレモニーについて、自分が街に温かく歓迎されていることを完璧に表していると続けた。
フランス出身のウェンバンヤマは今季1試合平均21.4得点、10.6リバウンド、3.9アシスト、リーグ最多の3.6ブロック、1.2スティールをマークし、99人の投票者全員から1位票を獲得して満票で新人王に選出された。
セレモニーでウェンバンヤマは「ここでファンや子どもたちと一緒にトロフィーを受け取り、みんなもここに来られて喜んでいる。それが自分にとってもうれしいし、僕らが1年を通じて感じてきた愛情をよく表していると思う」とコメントした。
また、シーズンを通じて個人成績よりもチームの成長を大事にしてきたと語り、「チームに対する責任があるし、圧倒的な存在としてチームを助け、けがなく過ごすことの方が重要な課題だった」と続けた。
再建中のチームは22勝60敗の成績でシーズンを終えたが、ウェンバンヤマはスター選手の力に頼るのではなく、チーム力を強調してきたことが今後につながると自信を見せ、「この勢いを続けたいし、誰もが家族の一員で、ストーリーの一部だということをみんなに分かってもらいたい」と話している。
【翻訳編集】AFPBB News
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