セルビア出身で29歳のヨキッチは2021、22年に2年連続でMVPに選ばれ、昨季は投票で2位だったが、ナゲッツを球団史上初の優勝に導いていた。
今シーズンは1試合平均26.4得点、12.4リバウンド、9.0アシストを記録。投票で1位票79票を獲得し、ともに最終候補に残っていたオクラホマシティ・サンダー(Oklahoma City Thunder)のシェイ・ギルジアス・アレクサンダー(Shai Gilgeous-Alexander)とダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)のルカ・ドンチッチ(Luka Doncic)を抑えた。ギルジアス・アレクサンダーは1位票15票、ドンチッチは同4票だった。
3回目のMVP受賞はモーゼス・マローン(Moses Malone)、ラリー・バード(Larry Bird)、マジック・ジョンソン(Magic Johnson)と並び、最多6回のカリーム・アブドゥル・ジャバー(Kareem Abdul-Jabbar)、5回のビル・ラッセル(Bill Russell)とマイケル・ジョーダン(Michael Jordan)、4回のウィルト・チェンバレン(Wilt Chamberlain)とレブロン・ジェームズ(LeBron James)に次ぐ記録となった。
また、これで米国外出身選手がMVPに輝くのは6シーズン連続で、米選手の受賞は2018年のジェームズ・ハーデン(James Harden)が最後となっている。
ナゲッツは現在プレーオフのウエスタンカンファレンス準決勝に臨んでおり、ミネソタ・ティンバーウルブズ(Minnesota Timberwolves)に対して0勝2敗となっている。
【翻訳編集】AFPBB News
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