開始2分に山田楓喜のゴールで先制した大岩ジャパンは、24分に被弾。38分に細谷真大の腹部付近をキックしたGKユセフ・アブドラが一発退場して数的優位になったものの、48分にセットプレーから失点し、逆転を許す。
【画像】細谷に跳び蹴りをするカタールGK しかし、67分にCKから木村誠二のヘッド弾で追いつくと、延長に入って101分にエースの細谷が勝ち越しゴール。113分に内野航太郎がダメ押し点を挙げて、ドドメを刺した。
この大岩ジャパンの戦いぶりを、グループステージで同組だった韓国のメディアはどう見たのか。
『BEST ELEVEN』は「日本は敗退寸前まで追い込まれたが、逆転した。しかし、10人のカタール相手に延長戦まで戦い、体力を消耗しすぎた」と伝えている。
「日本は主導的にゲームを進めた。ボールを握って、カタールを圧迫した。しかし、カタールもカウンターを念頭に置いて戦術を構成したので、大きな問題にはならなかった」
そして、セットプレーから得点に、「カタールは日本の弱点をよく知っているようだった」と指摘。大岩ジャパンの苦戦ぶりをこう伝えている。
「試合は日本の逆転勝ちで終わった。ただ、カタールは成長を重ねるチームらしく10人で戦ったにもかかわらず、日本を悩ませた」
数的優位の日本がここまで苦戦した事実に驚きもあるようだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部