動画が撮影されたのは、震度5弱を観測した台北市内の産後ケアセンター「マシェリ」。
看護師たちが強い揺れに耐えながら、新生児が乗ったベッドが動かないよう懸命に押さえ、部屋の外から別の
看護師が手伝いに駆けつける様子が映っている。
同センターの
看護師のアリさんは中央社の取材に対し、「地震が起きた時、怖がる時間はなく、赤ちゃんの安全を優先した。夜勤の同僚も駆けつけて助けてくれた」と振り返り、賞賛と関心を寄せた人にお礼を述べた。
看護師長のエレインさんは「どの赤ちゃんも、お父さんとお母さんの宝物。真っ先に安全を確保した。この温かなパワーを皆さんに届けられてうれしい」と話した。
(侯姿瑩、黎桑尼、易繼中/編集:中村充孝)