またメニューの改善もできないこの状況では早晩うまくいかなくなるのは目に見えています。従業員や関係して下さる方々の事も考え十分に余力のある今のうちに閉めることに決めました」
客や関係者に「大変申し訳ありません。至らない店でしたし沢山のご迷惑をおかけしながらだったと思います」と詫びつつ、「またこれまで本当にありがとうございました。通い詰めていただいた常連さんや一緒に働いてくれた方々のお顔がたくさん目に浮かびます。感謝してもしきれません」と伝えた。
「もしコロナ前から多店舗展開や店の継承をめざしていれば」
店主は、「調理の仕事も終りがあるとは思ってましたがまさかこの年齢で終りが来るとは。。」ともこぼす。「大きな店であれば味の決定やチェックに人を雇ったり代替わり等できるかと思います」という一方、
「もしコロナ前から多店舗展開や店の継承をめざしていればレシピの言語化数値化や評価基準なんかの準備もしていたとおもいますが、後遺症が出てからでは全てが遅かったです」
と述べ、「そもそも店を増やす気も誰かに引き継ぐ気もなかったのでしょうがないですね」と結論付けた。
店を開いて17年という店主。「このまま埋もれさすのはもったいない」と、店の経営ノウハウをまとめた文書をブログサービス「note(ノート)」で販売する構想も予告している。
発表を受けてXでは、「大好きだった新宿のカレー屋・草枕が閉店。しかも閉店理由がコロナの後遺症で嗅覚が戻らないとのことで、大変悲しい」「ショック過ぎる...」「料理人の方のコロナはリスク高いよね...どうかご回復を祈ります」と惜しむ声が広がっている。