このビッグマッチでベンチスタートだった冨安は、66分に途中出場。先のアジアカップとふくらはぎの問題による離脱を経て、大晦日のフルアム戦以来、ちょうど3か月ぶりにピッチに立った。
ポジションは左SB。攻撃面で決定的な仕事は果たせなかったものの、堅実なディフェンスでシティの攻撃をシャットアウト。終了間際のジェレミー・ドクとの1対1では、相手がスピードに乗る前に素早く身体を寄せて、完璧にボールを奪い切った。
【動画】冨安健洋、ドクとの1対1で完璧なボール奪取『ABEMA』の公式Xが「これぞ
冨安健洋の“世界レベルの守備”」と題して、ドクとのマッチアップを公開。実況の下田恒幸氏が「冨安の勝ち! ドクはスピードを上げることもできませんでした」と伝えれば、解説の林陵平氏も「素晴らしい!」と称賛した。
ようやく2024年初出場を飾った冨安。まだ本来のパフォーマンスを出し切れてはいないが、リーグタイトルに邁進中の
アーセナルで、さらなる奮起が期待されている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部