米CBSテレビのトーク番組「フェース・ザ・ネーション(Face the Nation)」に出演したラッセル氏は、「
ハイチは悲惨な状況にある」と指摘。
ギャングが首都ポルトープランスの大部分と、国内各地を結ぶ主要道路を牛耳っているため、「非常に多くの人が深刻な飢餓と栄養失調に苦しんでいる一方で、私たちは十分な援助を行えずにいる」と話した。
状況は「ここ数十年で誰も見たことがないほどひどい」とし、「まるで『
マッドマックス』の一場面のようだ」と続けた。
干ばつなどの自然災害に見舞われ、すでに厳しい状況にある
ハイチでは今月、アリエル・アンリ(Ariel Henry)首相が辞任を表明。政局が混乱する中、国外の援助団体関係者が襲撃され、身代金目的で拉致される事件も発生している。
ユニセフは16日、母親と新生児・乳幼児向けの援助物資がポルトープランスの港でギャングに略奪されたことをX(旧ツイッター)で明らかにしている。
【翻訳編集】AFPBB News
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