同隊によると、このグループは12日午前11時50分ごろ、永寧駅で下車後、地上でバスを待つ間にスケボーに乗り、駅出口のガラスにひびを入れ、その場を立ち去った。同日午後7時18分ごろになって戻ってきたのを駅員が発見し、事情を聞こうとしたが8人は拒否して逃走した。うち4人は自動改札機を不正に乗り越えたという。
13日夜になり、永寧駅に姿を現した米国人メンバー1人を駅員が再び見つけ、警察に通報。その後8人全員が警察で事情聴取を受けた。
8人はインターネット上で知り合った。年齢は27〜35歳で、いずれも騒ぎへの関与を認めており、ガラスの交換にかかる費用6万6千元(約31万円)余りも支払う意向を示したという。
台北メトロは、スケボーでガラスを損壊したり、不正に改札機を乗り越えたり、事情説明を拒否したりする行為はいずれもメトロに関する決まりを定めた大衆捷運法に違反すると強調。過料、
損害賠償を請求できるとしている。
(劉建邦/編集:齊藤啓介)