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話題の動画は先月23日午前9時過ぎ、米ミネソタ州にある醸造所「Back Channel Brewing Co」に設置された監視
カメラが捉えたものだ。映像には複数のタンクが並ぶ醸造所の様子が映っており、これらのタンクには
ビールが入っていた。
そして緑色のニット帽を被った男性スタッフが、画面右側のタンクに近づいて何かの操作をしていると、突然
ビールが勢いよく噴出した。その勢いは想像をはるかに上回っており、タンクの目の前に立っていて顔面に直撃を受けた男性は、吹き飛ばされて地面に倒れてしまった。
幸いにも、男性に怪我はなかったようですぐに立ち上がっている。しかしその間も
ビールは噴き出し続けており、男性は
ビールの噴出を止めようとタンクに駆け寄った。男性の手には長い棒のようなものが確認でき、この棒が栓の代わりになっていたようだ。男性は棒を噴き出し口に差し込もうとするが、あまりにも
ビールの勢いが強くて上手くいかない。
すると近くにいたスタッフが異変に気付いて駆けつけ、そして2人がかりで棒を差し込み、ようやく
ビールの噴出を止めることができた。
タンクから流れ出たした
ビールは苦味を抑えた「ニューイン
グランドIPA」で、今回のハプニングを受けてか、“反動”や“逆流”を意味する「Blow Back」という名前が付けられた。現在販売中とのことだが、今回の件で販売できる数が減ってしまったようで、「(見ての通り)限定販売中」と投稿で伝えている。
この動画が「Back Channel Brewing Co」の
Instagramに公開されると反
響を呼び、フォロワーからは「痣ができそうなほどの勢いだ」「この人が運転して帰ったら、『酒の臭いがする』って止められそう」「笑ってしまって申し訳ないけど、何度も見ちゃうよ」というコメントや、「この映像をあえてSNSに投稿したアカウント運用者が素晴らしい」「最高の
広告になったね」などといった声も見受けられた。
なおテックインサイト編集部では「Back Channel Brewing Co」に、今回のアクシデントをSNSに公開した理由や、動画に対する反
響などをうかがうべく取材を申し入れている。
ちなみに昨年9月には
ポルトガルで、醸造所のタンクが崩壊して大量の赤ワインが流出し、住宅街に赤ワインの洪水が発生していた。
画像は『Back Channel Brewing
Instagram「The best beer of the weekend is now on tap.」』『Metro 「Moment brewer is blasted by stream of beer that sends him flying」(Picture: Compass Media/SWNS)』『New York Post 「600,000 gallons of red wine flow through Portuguese town after spill, triggering environmental warning」(CEN)』『News24 「WATCH | Innovative Joburg motorists turn burst water pipe into makeshift car wash」』『Danielle
TikTok「Thirsty after you catch on fire?」』『Ryan Cave Facebook「No, this is not snow in McKinney, TX」』より
(TechinsightJapan編集部 iruy)