アブドゥル・エゼディ(Abdul Ezedi)容疑者(35)はアフガニスタン出身。性犯罪歴があるが、
難民として認定されたと報じられている。
同容疑者は先月31日、ロンドン市内で31歳の女性と、8歳と3歳の娘2人を腐食性物質で襲撃して逃走。警察は「顔の右側に大きな傷がある」とする情報を公開し、市民に警戒を呼び掛けていた。
警察は今月、エゼディ容疑者がロンドンのチェルシー橋(Chelsea Bridge)で目撃されたのを最後に、川に飛び込んで
水死した可能性が高いとの見方を示していた。
ジョン・サベル(Jon Savell)警視長は、19日夜にテムズ川を航行中の船舶から、
水死体を発見したとの通報を受けたと説明。「襲撃時に着用していた特徴的な衣服と、所持品から、エゼディ容疑者に間違いないと判断している」と述べた。
同容疑者と以前に交際していたとされる被害女性は、親族によると、現在も入院中で、片目を失明したという。
英国では酸を含む腐食性物質による襲撃事件は、2017年に記録された941件をピークに減少していた。だが、酸による暴力の根絶と被害者支援に取り組む国際団体「アシッド・サバイバー・トラスト・インターナショナル(ASTI)」によると、2022年から再び急増している。
【翻訳編集】AFPBB News
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