ショコラ好き俳優、宇垣美里さん独占インタビュー。「チョコレートは美味しさだけでなく、“思想”や“物語”も大事」
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「どんなに味が美味しくても、例えば重労働や低賃金など、カカオの生産者をはじめとした関わる人々が“不幸せ”なサイクルで作られたチョコレートを私は美味しく食べられない。それはチョコレートであれエンタメであれ同じように感じます。美味しさはもちろんのことながら、私は世界に対しての愛が詰まったチョコレートを食べたいと思っています」Q.お話をお聞きしていて、昨今話題の「SDGs」に貢献しているような、社会課題に即したチョコレートに興味関心が高いと感じました。
ufu.で今特に注目しているのは健康志向の「プラントベース」チョコレートですが、そういった新しい分野のチョコレートも好きですか?
「プラントベースのチョコレートに関しては、正直ミルクやバターを使用していないチョコレートなんて『淡泊な味じゃないの?』といった先入観を持っていたんです。でも『Sachi Takagi』のチョコレートが、本当に美味しくてその上可愛くて!衝撃を受けました。また、最近はビーントゥーバーチョコレートの魅力にもハマっています。どんどん広がっていくチョコレートの新しい形にはワクワクしています」2024年の目標は「新しい引き出しを増やす」こと。チョコレートの旅にも行きたい!
ドラマ出演も控えている宇垣さん。最後に、2024年の目標をお聞きしました。
「去年とは違う自分の新しい引き出しを、1つでもいいから増やしていきたいと思っています。撮影中のドラマ『シンデレラ・コンプレックス』では初めてアクションシーンのようなものも体験しました。意外と恐怖心を感じなくてむしろとても楽しくて、もっとやってみたいと思ったくらい。こんな風に新しい出会いに尻込みせず、どんどん新しいことに挑戦したいですね。
プライベートでは色んなところへ旅がしたいです!特にベルギーやフランスのパリは去年行ったのにまだまだチョコレートを満喫しきれていないので、近いうちに再訪したいと思っています」***
「どんなに美味しいチョコレートでも、誰かが不幸では意味がない」と、その背景にも深く興味を注ぐ宇垣さん。チョコレートの他にも、漫画や映画など「物語」をこよなく愛する彼女だからこその想像力の豊かさと、芯の強さを感じるインタビューでした。宇垣さん出演、MBSドラマ特区「シンデレラ・コンプレックス」は2月29日(木)より毎週木曜24:59~放映予定。ぜひご覧ください♡
<宇垣美里/Misato Ugaki>
1991年生まれ、兵庫県出身。2019年3月にTBSを退社、4月よりオスカープロモーションに所属。現在はフリーアナウンサー・俳優として、テレビ、ラジオ、雑誌、CMのほか、執筆活動も行うなど幅広く活躍している。TBSラジオ『アフター6ジャンクション2』(月~木曜22時~/月曜担当)に出演中。Photo/KAZUYUKI EBISAWA(makiura office)
Writing/Nanako Maeda-
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