絶好調の
遠藤航は公式戦7試合連続で先発し、3日前に続きフル出場。40分にはGKジェームズ・トラフォードの好守に阻まれた、ゴールまであと少しの際どいシュートを放った。
ただ、終盤にかけては流石に疲れの色が見え、87分には自陣ゴール前で痛恨のパスミス。大ピンチを招いたものの、相手のシュートミスで難を逃れると、直後に身体を張ったボール奪取でジョッタの追加点を演出し、すぐさま名誉挽回を果たした。
クラブ専門メディアは、タフに走り回った日本代表MFを高評価しており、『Liverpool Echo』は採点記事でチームトップタイの8点を付与。寸評にはこう綴った。
「終盤のパスミスはともかく、印象的なプレーを見せ、トラフォードから好セーブを引き出した数人の選手のうちの1人。とてつもない努力だ」
【動画】惜しい!遠藤が左足で絶妙シュートも…GKの好守に阻まれる また、『THIS IS ANFIELD』も絶賛。7点を付け、遠藤の急激な進化を伝えた。
「一度や二度はポゼッションで捕まったとはいえ、ポジショナルワークや中盤から前に出てプレスをかけるタイミングが、格段に良くなったのは紛れもない事実。最近の我々のアプローチに大いに貢献している。
低いシュートは隅を狙ったが、惜しくも弾き出された。終盤にパスミスを犯すも同点に追いつかれず、非常に幸運だった。その数分後、ボールを奪い返し、レッズの決定的な2点目をお膳立てした」
リバプールの重要戦力になりつつある遠藤。このままハイレベルなプレーを続け、ユルゲン・クロップ監督にとって不可欠な存在となれるか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部