会議出席者は、新型コロナウイルス禍を経て対面での商取引の復活に伴い偽造紙幣が再び増えている上、新しいタイプの偽造紙幣が次々発見されているとして、格別な注意が必要との認識で一致した。
近ごろは「映画小道具」「SPECIMEN(見本)」などと記載された偽造紙幣が、高齢の事業者が多い伝統市場や露店を中心に出回っていることが指摘された。米ドル紙幣や商品券の偽造水準が次第に高度化している状況を踏まえ、こうした偽造技術が
韓国紙幣の偽造にも悪用されないよう警戒が必要だとの声も上がった。
会議では偽造犯の検挙事例、偽造紙幣の鑑定状況などについても情報を共有した。
韓国銀行は周知・教育とキャンペーン、地下鉄広告、公募展と受賞作活用など、偽造紙幣に関する犯罪を防止するための活動を展開する予定だ。