科学の知識がない時代、病気や死などは目に見えない「魔」が引き起こすものと考えられており、人体と外界との境目にある衣服には、「魔除け」の効果が期待されていたそう。本展示会は、日本と世界各地の民族衣装や装身具を見ながら、魔除けや招福の役割について考えるものとなっている。
幸運を呼ぶ模様の衣服や、ラッキーアイテムとしてのアクセサリーなどは、現在にも通じるファッションの捉え方の一つ。様々な衣装を見ることで、当時の人々が衣服に込めた魔除けや招福の思いを感じられるであろう。
<開催場所>
文化学園服飾博物館
(〒151-8529 東京都渋谷区代々木3-22-7 新宿文化クイントビル 1階)
<開催日時>
2023年12月9日(土)〜2024年2月14日(水)
開館時間:10:00〜16:30
※12月15日(金)、1月19日(金)は19:00まで
※入館はいずれも閉館30分前まで
<休館日>
日曜日、祝日、振替休日、12月28日(木)〜1月5日(金)
<料金>
一般500(400)円、大高生300(200)円、小中生200(100)円
*( )内は20名以上の団体料金
* 障がい者とその付添者1名は無料
<URL>
https://museum.bunka.ac.jp/schedule/
(2023年11月13日時点の情報)