この行動を引き合いに自国代表の指揮官を皮肉ったのが、
韓国メディア『MKスポーツ』だ。「クリンスマン監督よ、これが本当の現場チェックというものだ」と見出しを打った記事を掲載。次のように伝えた。
「モリヤス監督はトルコを制圧した後、2週間もヨーロッパに留まって日本に戻ったのだ。しかし、
韓国代表のユルゲン・クリンスマン監督のように『フルタイム契約を結んだ人間として、目的が不明確な海外滞在だ』という批判は全くない」
【PHOTO】長谷川唯のダブルピース、猶本光の決めカット、熊谷紗希のキラキラネイル...なでしこジャパンFIFA公式ポートレートギャラリー 同メディアは日本代表の指揮官がシント=トロイデンのMF伊藤涼太郎など代表歴のない選手をチェックした事実を伝えたうえで、クリンスマン監督を批判している。
「クリスマン監督は2023年3月の就任後、3分け2敗にとどまった。9月13日、中立地(英国・ニューカッスル)での強化試合でサウジアラビアを1−0で破り、6試合目で初勝利を挙げた。
韓国代表チームと共に9月14日に帰国してKリーグ2試合を現場で見てみると、20日に居住地がある米国ロサンゼルスに去った。一週間も耐えられずに自宅に帰ったのだ」
記事は、「クリンスマンは遠征を終えてヨーロッパに残っているつもりだった。
韓国常駐の約束を破ったという批判が出ると日程を変更したが、これさえも長くはなかった」と指摘。こう締め括っている。
「クリンスマン監督が
韓国に留まった期間はすべて合わせても67日に過ぎない。『新しい文化に触れたい』という就任当時の好奇心は『私のやり方が気に入らなければ他の指導者を探せば良い』という言葉に変わった」
構成●サッカーダイジェストWeb編集部