センターバックとして高い評価を得る理由の1つに、現代のDFに求められる足下の技術を備えている点が挙げられる。
データサイト『WhoScored』は昨季のブンデスリーガにおける『センターバック・パス成功率ランキング』を紹介しているが、板倉はそこで4位につける。
1位は板倉の相棒を務めるボルシアMGのニコ・エルヴェデイで91.7%、2位はバイエルンのマタイス・デ・リフトとドルトムントのニクラス・ズーレが91.3%で並び、4位の板倉は91%だ。
中盤の底もこなせる板倉ならではの数字で、この技術力は日本代表でも大きな武器になっている。
ナポリではDFキム・ミンジェがバイエルン移籍に近づいているとされ、板倉はその後釜候補の1人として注目されている。キム・ミンジェも昨季はセリエAで91%と高いパス成功率を記録しており、守備力に加えて安定したテクニックも目立っていた。
板倉もその強みを持つセンターバックと評価されているようで、ボルシアMGでの1年で大きく評価は上がった。次はチャンピオンズリーグの舞台で見てみたいセンターバックだ。