スペインメディア『GOL Degital』が5月31日、「オラベが
レアル・ソシエダに求める新しいクボ」と題した記事を掲載。次のように綴った。
「昨夏、(ソシエダのスポーツディレクターである)ロベルト・オラベは650万ユーロと引き換えにクボの移籍を成立させ、わずか1シーズンで日本人選手は市場価値を2倍にした。クボほどの成功を収めた選手はほとんどいない」
同メディアは「イマノル・アルグアシル監督の指揮下で、彼はリーガで最高の選手の一人として浮上した。このため、ヨーロッパのビッグクラブが彼の獲得に興味を示している。しかし、クボはこの夏、
レアル・ソシエダを離れることはなく、オラベはさらに同様のプロフィールを持つ選手との契約を望んでいる」と指摘。こう伝えている。
「
レアル・ソシエダが注目している選手は
イ・ガンインだ。この韓国人選手は、バレンシアで低迷した後、ゼロコストで加入したマジョルカでも並外れたシーズンを終えた。そして、彼が自分の能力を示すのに必要な期間はわずか2シーズンだった」
記事は「
イ・ガンインの場合、アトレティコ・マドリーのようなクラブが彼の足跡をたどっている。しかし、現時点では契約解除条項に定められた1600万ユーロを支払うつもりはないようだ。そのため、現時点では彼の署名に対する関心は著しく薄れている」と続け、こう締めくくっている。
「オラベはこの状況を利用して契約を締結したいと考えている。彼はそれがリスクのあるオペレーションであること、4分の3のエリア(2列目)にすでに多くの戦士がいることを承知している。しかし同時に、
イ・ガンインはビッグスターになる可能性を秘めたもうひとりの選手だということも。彼がソシエダでクボとピッチで共闘するのを見るという考えは、SDを興奮させている」
昨シーズンのマジョルカで共闘し、親友でもある“日韓の至宝”が再び共闘するのか。今後の動向に注目が集まる。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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