Twitterは2023年4月1日以降、アカウント名の横に表示される認証済みバッジ(青色チェックマーク)をTwitter Blue加入者のみが維持できるようにすると発表していました。その後2023年4月21日に、Twitter Blue加入者や企業、および政府機関以外の認証済みバッジが削除されましたが、一部の著名人のアカウントにおける認証済みバッジに対して
イーロン・マスクCEOが自腹でサブスクリプションを行っていることが明らかになっています。
Twitter’s legacy blue check mark era is officially over | TechCrunch
https://techcrunch.com/2023/04/20/twitters-legacy-blue-checkmark-era-is-officially-over/
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LeBron James, Stephen King deny paying for Twitter verification - The Verge
https://www.theverge.com/2023/4/20/23691831/twitter-blue-verified-celebrity-lebron-james-stephen-king
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これまでTwitterでは、ユーザーのなりすましを防ぎ、アカウントが本物であることを示すために認証済みバッジを導入していました。導入当初この認証済みバッジはTwitterに申請を行い、受理された場合にのみアカウント名の横に付けることが可能でした。
Twitterアカウントが本物であることを示す「認証済みバッジ」のリクエストシステムが登場、申請方法まとめ - GIGAZINE
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しかし、2022年10月にマスク氏によって買収されたTwitterでは、認証済みバッジの有料化を決定し、2022年11月に月額7.99ドル(約1060円)、日本ではiOS・Androidの場合月額1380円、ウェブサイトからの登録の場合月額980円で提供されているサブスクリプションサービス「Twitter Blue」の特典として、ツイートの編集機能などに加え、認証済みバッジの付与が追加されました。
Twitterは2023年3月23日に、利用者が本人であることを示す認証済みバッジに関して、旧来のアカウント検証プログラムを廃止し、2023年4月1日からはTwitter Blueの利用者のみが認証済みバッジを維持できることを発表していました。
Twitter Blueが全世界で利用可能になり4月1日からはTwitter Blue未加入の認証済みアカウントから青色チェックマークが外れることに - GIGAZINE
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アメリカンフットボール選手のパトリック・マホームズ氏は、認証済みバッジを外されないために月額8ドル(約1100円)を支払う必要があるというツイートに対し、支払いを拒否することを示唆するツイートを残していました。2023年4月21日の時点で、マホームズ氏のアカウント名の横にあった認証済みバッジは削除されています。
また、ローマ教皇のフランシスコ氏のTwitterアカウントでも認証済みバッジの削除が行われていることが確認できます。
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5000万人以上のフォロワーを持つNBA選手のレブロン・ジェームズ氏もTwitter Blueへの課金を拒否する姿勢を見せていましたが、記事作成時点でジェームズ氏の認証済みバッジは削除されていません。
また、認証済みバッジが維持されたままの作家のスティーブン・キング氏は「私のTwitterアカウントには、Twitter Blueに課金していると表示されますが、私は課金した覚えはありません。私のTwitterアカウントには、電話番号認証済みと表示されますが、私は登録した覚えはありません」と述べています。
ジェームズ氏やキング氏がTwitter Blueに課金していないにもかかわらず、認証済みバッジが残されていることについて、マスク氏は「個人的にいくつかのアカウントに対してサブスクリプションへの課金を行っています」と明かしています。
海外ニュースメディアのThe Vergeは、ジェームズ氏に対してTwitterの従業員が「マスク氏に代わって、ジェームズ氏のアカウントにTwitter Blueの無料サブスクリプションを提供します」との内容のメールを送信していたことを報じています。
なお、GIGAZINEのTwitterアカウントでも、認証済みバッジが削除されたことを確認しています。