【この記事の他の写真を見る】米カンザス州クラウド郡コンコーディア在住のケイシー・ニューリンさん(Casey Newlin)が先月25日、TikTokに動画を投稿したところ多くの関心を集めた。動画には家族が飼っている生後9か月のオスのゴールデン・レトリバー“スカウト(Scout)”が捉えられていたが、どうやらスカウトは口に何かをくわえているようだった。
スカウトは尾を左右に振りながら嬉しそうにしているが、その口にくわえていたのは体長91センチの生きた
ヘビだった。スカウトはケイシーさんのもとにやってくると誇らしげに
ヘビを見せて、ケイシーさんの夫に渡したそうだ。幸いにも
ヘビは毒を持っておらず、ケイシーさん家族が住むコンコーディアではよく見られる「コモンガーター
ヘビ」だったこともあり、夫婦は落ち着いて対処したようだ。
ケイシーさんの夫はスカウトから
ヘビを受け取ると、すぐに逃がしてあげた。ところが翌日、スカウトは再び
ヘビをくわえてやって来たという。その時の
ヘビはすでに死んでいたため、庭に埋めたそうだ。
ヘビは噛まれた痕などなく、尾の一部が失くなっていたことからスカウトが見つける前にすでに息絶えていたとケイシーさんは見ている。そして再び
ヘビをくわえてきたスカウトの姿を撮影し、その動画を先月27日に再度TikTokに投稿したところ、このような声が寄せられた。
「もう絶対無理! 私なら今ごろ卒倒していたわ。でもこのワンちゃんは、とても喜んでいるわね。」
「私の犬もリス、カエル、ウサギなんかの死骸を持って帰ってきたことがあるけど、
ヘビはまた別格よね。」
「うちにもゴールデン・レトリバーがいるけど、もし
ヘビなんか持って来た日には、私だったらショック死するわ(笑)」
ちなみにケイシーさん一家はジャーマン・ショートヘアード・ポインターの“グレイス(Grace)”も飼っており、スカウトは8歳の息子がお小遣いを貯めて購入した犬とのことだ。そんなスカウトについてケイシーさんは最後にこのように語っている。
「犬たちは私たちによくプレゼントを持ってくるんですよ。特にスカウトは、積まれている薪や金属が積み重なっている場所から金属片を持ってきたり、他にも何かの骨なんかを持ち帰ってくるんです。」
「今日なんて、スカンクを見つけてとても誇らしげにしていたんですよ。それにネズミとも遊んでいるのを見たことがあるわ。もう本当に噛むのが大好きで、電気コードや夫のトレーラーのワイヤーを噛んじゃったこともあるんです。」
今回、多くの人を驚かせたスカウトだったが、昨年9月にはオハイオ州の男性が飼っているグレート・ピレニーズが、散歩中に拾ったナイフをくわえ、男性が何度も捨てるように言い聞かせるも全く動じずナイフをくわえて離さなかった。そんな反抗的な態度が当時、まるで武装して飼い主の男性を脅しているようにも見えると話題になっていた。
画像は『TravelingWanderer 2023年3月25日付TikTok「Not your average retriever」、2023年3月27日付TikTok「scout brought me the snake again today, however today it was dead.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)