同通信によると、少年団の代表らは夢にまで見た
金正恩氏と会って記念撮影を行い、プレゼントをもらったことで果てしない喜びと感激に満ちあふれていたという。
公開された写真で、制服を着た代表らは時計を手にとって身につけたり、説明書を読んだりしている。女性団員はメタルベルト、男性団員は革ベルトの
腕時計を受け取ったようだ。
腕時計は韓国で5万ウォン(約5000円)から10万ウォン程度で買えるものとみられる。
この日、プレゼントされた時計の数は5000個程度と推定される。
同通信は、
金正恩氏が同日、代表らと記念写真を撮影したとし、ホームページに4枚の写真を掲載した。
黒いコートを着た
金正恩氏は、少年団と同じ赤いスカーフを首にかけて明るく笑いながら、団員の頬や頭をなでている。
北朝鮮の満7歳から14歳までの子どもが加入しなければならない朝鮮少年団は朝鮮労働党外郭の青年団体の下部組織として1964年に創設された。現在300万人程度の団員がいると推定される。
少年団第9回大会の参加者は先月20日に平壌に到着し、26〜27日に開かれた大会に参加した後も同地に留まっていた。党や政府の幹部たちと公演も観覧した。
「キム・ジュエ」とされる
金正恩氏の娘は姿を見せなかった。