ポルトガル代表のフェルナンド・サントス監督は、ラウンド16のスイス代表戦でハットトリックしたFWゴンサロ・ラモス(ベンフィカ)を再び先発起用。C・ロナウドは2試合連続のベンチスタートとなった。しかし、ラモスは不発に終わり、C・ロナウドが後半途中から出場。そこから
ポルトガル代表の攻撃は勢いづいたものの、最後までモロッコ代表の堅守を破れず、0−1で敗れた。
フィーゴ氏は試合後、「C・ロナウドをベンチに置いてW杯で勝てるわけがない。スイスに勝ったのは素晴らしい! だが、すべての試合でそれができるのか? 答えはノーだ。
クリスティアーノ・ロナウドをベンチに置いたのは間違いだった。この敗戦は監督の責任だ」とコメント。F・サントス監督の采配を批判した。
なお、F・サントス監督自身は試合後、「C・ロナウドをベンチに置いたことについて、後悔はしていない」と強調。「スイス戦では同じメンバーでとても良い試合をしたのでFWのスタメンを変更する理由もなかった。この戦略的な判断は非常に難しいものだった。しかし、監督は感情ではなく、常に頭で物事を考える必要がある」と自身の采配について説明していた。