2011年にすい臓がんで56歳で死去したジョブズ。その後、様々な私物がシェフのもとへと渡っていた。
トレードマークのイッセイミヤケによる黒のタートルネックで知られるジョブズだが、元パートナーのクリサン・ブレナンさんは2018年に、ジョブズのそのサンダルへの愛を明かしていた。
「(ビルケンシュトックの)サンダルは彼のシンプルさの表れで、それは彼のユニフォームでした。ユニフォームの素晴らしいところは毎朝何を着るかを気にしなくていいところです」
今回ジュリアンズ・オークションから出品された際の落札予想価格は6万ドルから8万ドル(約840万円から1120万円)、説明書きにはこうある。
「このサンダルはかなり使い古されていますが完全な状態です。コルクとジュートによって長年使用した
スティーブ・ジョブズの足型が残っています。ラバーソールはいかに頻繁に使用されて来たかを物語るものです」
同アイテムはジョブズのキャリアにおける重要なシーンの足元を飾ってきたそうで、カリフォルニア州ロスアルトスにある実家のガレージで、ビジネスパートナーのスティーブ・ウォズニアックとアップル社を立ち上げた際もジョブズが履いていたものとされている。