趙氏は2010年10月に整形外科専門医と結婚し、双子をもうけた。夫は趙氏が自身に暴言と暴行を加え、2人の子どもを虐待したと主張し、18年4月に
離婚と子どもの養育権を求める訴えを起こした。趙氏は19年6月、夫のアルコール依存症のために結婚生活が困難になり、子ども虐待の主張にも根拠がないと反論し、夫を相手取り
離婚と慰謝料を請求した。
夫はまた、19年2月に趙氏を特殊傷害、児童福祉法上の児童虐待の疑いで告訴した。裁判所は20年4月、趙氏の傷害罪を認定して罰金300万ウォンの略式命令を出した。児童虐待については検察が嫌疑なし処分とした。
趙氏は
大韓航空副社長だった14年に、
大韓航空旅客機内で客室乗務員のナッツの出し方に怒って滑走路に向かっていた機体を引き返させたいわゆる「ナッツ・リターン事件」を起こしている。