最初に守備ラインを選んでみます。日本は4バックを採用しているので、それぞれのポジションずつに2人を当てはめてみました。
難しいのは、最終予選で活躍した
板倉滉が負傷していることと、山根視来が調子を崩しているように見えること。どうやら板倉は順調に回復しているようですのでメンバーに入れています。
山根に関しては、
長友佑都が自分のチームでは右サイドバックを務めていますし、9月のアメリカ戦では
冨安健洋を右サイドバックで試しているので、ここは思い切って外して考えてみました。
レギュラーが
酒井宏樹、
吉田麻也、
冨安健洋、中山雄太でバックアップが
長友佑都、
板倉滉、
谷口彰悟、伊藤洋輝と予想しています。吉田の調子と板倉のコンディション次第では板倉が先発になるかもしれません。
GKは
権田修一、シュミット・ダニエル、川島永嗣の3人を国際経験を考慮して名前を書き込みました。
続いてMFとFWですが、まずはボランチは遠藤航と守田英正の2人が当確でしょう。その2人に続くのが田中碧、さらにユーティリティ性を考えて原口元気ということになると思います。
右ウイングはレギュラーが伊東純也、バックアップが堂安律、トップ下のレギュラーは鎌田大地というのも決まりと言っていいはずです。
問題の左ウイングですが、三笘薫は後半途中から使ったほうが効果的だと思います。となると、先発では久保建英を使うほうがいいでしょう。
1トップは、やはり大迫勇也が選ばれると思います。また、森保一監督が重宝してきた浅野拓磨もケガから復帰して入ってくるのではないでしょうか。
それからこれまでの森保監督の起用方法を考えると南野拓実は入ってくる気がします。また、前線の大迫と朝のコンディションを考えると上田綺世、サイドでも効果的な動きができる前田大然が入ってくると予想しました。
これで25人。最後の1人に誰の名前を挙げるかで非常に迷いました。というのも、連載の422回で書いたとおり、僕は旗手怜央を高く評価しています。
ですがここで考えておかなければいけないのは、今回は通常の23人ではなく、26人登録できるということです。試合でも5人交代できます。23人で交代選手3人だった時代は、いろいろなポジションでプレーできる選手が有効的でした。
ですが今回のレギュレーションならばスペシャリストをベンチに置いて使うことができます。となると、別の選択肢が出てくるのではないでしょうか。
その意味で、僕は相馬勇紀を入れました。相馬は突破力があるのとともに、守備においても激しく上下運動できます。東京五輪、9月の日本代表戦と印象的なプレーをしました。旗手の名前を外すのは本当に残念ですが、今回は相馬を推しておきたいと思います。
大迫
(浅野)
(上田)
(前田)
久保 鎌田 伊東
(三笘) (南野) (堂安)
(相馬)
守田 遠藤
(田中)(原口)
中山 冨安 吉田 酒井
(伊藤)(谷口)(板倉)(長友)
権田
(シュミット)
(川島)