ナポリは28日、
セリエA第3節で
フィオレンティーナと対戦。互いに見せ場を作りながらも失点は許さずゴールレスドローに。ただ、その試合後に事件は起こった。
タイムアップの笛が鳴り、選手たちのもとに向かうスパレッティ監督だったが、相手ファンに何かを言われたらしく、スタンドに駆け寄って最前列にいた男性と口論に。両者が徐々にヒートアップしていく一方で、スパレッティ監督に対しては他のファンからペットボトルが投げつけられ、それが右の側頭部に直撃した。
さらには口論相手から殴られそうになったが、警備員が仲裁に入ったため大事に至らず。スパレッティ監督は不服そうな顔をしながらも、選手達になだめられながらロッカールームへと引き上げていった。
スパレッティ監督は試合後の会見で、この事件について言及。自身の母親を侮辱されたのだと説明した。
「気にしないでくれ、ここでプレーするときはいつも同じことが起こる」
「フィレンツェの一般市民は信じられないほど無礼だ。近くに子供たちもいるのに、私の母親を侮辱し続けたのだ。ここのスタンドには常に悪口のプロフェッショナルがいるようだ」