同局によると、8日午後2時ごろ、サイバーパトロール中だった中部・苗栗県政府警察局の職員が、インターネット掲示板に「自分も
蔡英文を銃殺したい」と書き込まれているのを見つけ、発信者のネット上の住所であるIPアドレスを特定したという。
通報を受けた台南市政府警察局が捜査を行い、同日午後7時ごろ、自宅にいた男を逮捕し、書き込みに使われたスマートフォンを押収した。
男は政治に不満があったとみられる。男の家族は「子供が冗談を言っただけ」と説明したが、警察は取り調べ後、男を書類送検し、家族には男に対して注意と指導をするよう求めたとしている。
(張栄祥/編集:齊藤啓介)