メッシは昨夏に少年時代から在籍したバルセロナを電撃退団し、パリSGに加入。
ネイマール、キリアン・エムバペとの強力3トップ誕生に大いに沸いたが、新天地ではシーズンを通して、本来の姿を見せられず。歴代最多7度のバロンドール受賞を誇るスーパースターとしては物足りない、公式戦34試合・11ゴールでフランス1年目を終えた。
期待外れの結果に終わり、批判を浴びることも少なくないなか、バルサ時代にも共闘した
ネイマールは盟友を全力で擁護。フランスのテレビ番組『Canal Futbol Club』でこう訴えている。
「レオは何年もバルサにいた。適応は簡単ではないよ。チームを変えるのは難しい。それに彼は1人で来るわけではない。家族も同伴している。心配な要素が多い」
【画像】ブラジル代表戦のため韓国入りしたネイマール、現地テーマパークでまさかの大はしゃぎ セレソンのエースは、パリSGにはメッシを理解できていない選手がいるとも主張。そうした厳しい環境が積み重なり、悪循環を生み出していると考えているようだ。
「結局は彼のプレーを理解していない選手たちと一緒にやるチームスタイルも問題だ。だから全てが障害なんだ。レオ、キリアン、そして僕は、常にパフォーマンス、スタッツ、獲得したタイトル、全てで判断される選手だ」
エムバペとの関係性から、オファー次第では売却の可能性も報じられるなか、自身の去就にも言及し、「ここに残りたい」と意思を明らかにした
ネイマール。来シーズンこそ、“MNM”の大暴れが見られるか。
そのシーズン開幕前の7月には、川崎フロンターレ、浦和レッズ、ガンバ大阪と戦う日本ツアーも控えている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部