【この記事の他の写真を見る】2008年12月に『M-1グランプリ』で準優勝した
オードリーだが、その頃は春日俊彰が
若林正恭の背中を叩くのに対して、若林は春日のこめかみ辺りを叩いてツッコんでいた。『バチくる
オードリー』で若林が明かしたところによると、大阪で仕事をした時にダウンタウンと同期のトミーズ雅から「ここはアカンで」と叩く場所を注意されたそうだ。トミーズ雅は元プロボクサーだけに「テンプルやから急所やで」と危険なことを教えてくれたという。
オードリーがMCを務める日向坂46の冠バラエティ番組『日向坂で会いましょう』(テレビ東京)ではアイドルの目の前で春日にビンタしたこともあり、もっと前にはラジオ番組『
オードリーのオールナイトニッポン』で春日から「雨男」といじられた若林が反論する代わりにビンタを何発もお見舞いしたものだ。
それほどビンタする芸風をものにしている若林が『バチくる
オードリー』でコンプライアンスが厳しくなり「10年後は漫才の最中に叩けなくなる」と予想していた。春日とは高校時代を同じアメリカンフットボール部で過ごしただけに、漫才でも「叩き合わないとテンションが上がらない」そうだ。「子どもたちに悪影響だから」と指摘されれば「それができなくなる」と憂慮しており、ツッコむときは「自分の左手の甲を相手に見立てて、右手でそれを叩く」やり方になるのではないかとまでイメージしていた。
一方、春日俊彰は10年後のバラエティについて「体を張ることはなくならないと思う」と見通していた。芸人たちとのトークによって将来を見据えたうえで、最後に企画「肉体派芸人によるお笑いバトル! 楽屋王」をオンエアしたところ、ミニコントで春日が屈強な外国人から思い切りビンタされる一幕があった。これからもコンプライアンスギリギリなお笑いに期待したい。
画像2枚目は『フジテレビュー!! 2022年3月20日付Twitter「『#バチくる
オードリー SP』」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 真紀和泉)