かつては本田圭佑も所属したボタフォゴ。現在はカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)に降格したものの、昇格を目指して戦っている。
事件が起きたのは8日、ボタフォゴとCRBの一戦だった。
0-0で迎えた31分、相手CKからカウンターに転じたボタフォゴ。相手がボールを戻した際、少し弱くなったところにFWラファエル・ナバロが猛然と追いかける。
相手CBもこれに対応しようと足を上げるが、先に触れたナバロが持ち出したところ、対応したカエターノの足に顔面から突っ込んだのだ。
まるで前蹴りのような形で、カエターノのスパイク裏がナバロの顔面にヒット。その場に倒れ込みもんどりを打つ状態となってしまった。
カエターノは当然ながら退場処分になった一方で、残念なシーンが。なんと、ボタフォゴの選手たちはカエターノの周りに集まり、主審に退場を訴えているが、誰一人としてナバロに駆け寄るものがいない状況。なんとも悲しいシーンとなってしまった。ちなみに、ボタフォゴは2-0で勝利を収めた。
身体を張ってマイボールにしたナバロだが、誰もすぐに心配してくれなかったことは悲しかったのではないだろうか。
なお、ナバロは大事に至らず。鼻の横に少し傷がついたのみで、無事が確認されている。
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