3年目の武者修行に出した保有元のレアル・マドリー側も、その動向を注視しているようだ。マドリーの専門メディア『Defensa Central』は、「クボは
マジョルカで自分を好きになり始め、マドリーの扉をノックする。彼はゴールだけが必要だ」と題した記事を掲載。次のように伝えている。
「このMFは、昨シーズンのビジャレアルとヘタフェでは最高のバージョンを手に入れることができず、競争を継続できなかったが、新天地で非常に満足している。
マジョルカでは、クボの適応は非常に速く、彼のパフォーマンスは良好で生産的だ」
【動画】久保建英が復帰後初スタメン!アラベス戦の模様はこちら さらに、「この日本人は類稀な才能を持っており、彼の見事なプレーはすでに
マジョルカでデモンストレーションされている。リーガに革命を起こし、クラブでの夢を実現するために、監督の信頼を得る必要がある」と綴り、マドリーサイドが久保のプレーを逐一チェックしていると報道。マドリーが与えた“宿題”として、次の点を指摘している。
「クボがプレーを改善して、キープレーヤーになることができるように、彼らはすでに宿題を与えている。
マジョルカの監督であるルイス・ガルシア・プラサは、彼にもっと決定的な仕事をするように求めた。このMFは、ゴールを奪うことに問題があるので、
マジョルカでは、欠点を解決するために、敵陣深くまでもっと侵入してほしいと思っている」
マジョルカで主力としてプレーできるかどうかは、ゴールやアシストなど目に見える結果を残せるかに懸かっている。ひいてはそれが、マドリー復帰に繋がるはずだ。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部