お茶碗1杯分のご飯にバター小さじ1、めんつゆ•醤油各小さじ2、鰹節大さじ3、砂糖小さじ1/2を混ぜる
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強めに握り油を引いてない強火フライパンで焼く
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中まで美味しい焼きおにぎりの完成!
pic.twitter.com/yqm8nZNQ1W- 麦ライス@シェフ/料理家 (@HG7654321) March 12, 2021
Twitterでも大変反響のあったこちらの「焼きおにぎり」について、麦ライスさんご本人から作り方のポイントや裏話をお伺いしました。
焼きおにぎりを上手に作るポイントとは?
ポイント1:しっかり強く握る
バターが入っているので、やさしく握ってしまうと崩れやすくなります。
ポイント2:油を引かずに焼く
油を引いて焼いてしまうと油分が増えて崩れやすくなりますし、カロリーも高くなります。
ポイント3:焼いている間はあまりさわらない
頻繁に触ると崩れたり形が悪くなってしまいます。
なるほど。味をつけてしっかり握ったら、焼く時は見守る感じが良いようです。
ご家庭の間食やおやつとしてなじみのある焼きおにぎりですが、どのようにしてこのレシピが生まれたのでしょうか。
麦ライスさん:「きっかけは2つあります。1つ目は、余ったご飯(保温され続けたご飯)は少し嫌な臭いがしてしまうことがありますよね。以前は醤油をかけて食べていたのですが、逆に『余った時の楽しみ』になるようにこの焼きおにぎりのレシピを考案しました。もう1つは、焼きおにぎりってたいてい表面にしか味がないですよね。あれが凄く残念なので、全てを混ぜ込んでどこを食べても美味しくなるようなレシピにしました」
実際に作って食べてくださった方からの反応はいかがでしたか。
麦ライスさん:「“中まで美味しいから子供達もたくさん食べてくれた”など、うれしい言葉も頂きました。冷やご飯ではなく、むしろ炊き立てのご飯で作ってくださった方もたくさんいたので、驚きと嬉しさがありましたね」
たしかにこの焼きおにぎり、わざわざご飯を炊いても作りたくなってしまいますね。その他、プロの視点で何か気をつけるべき点はありますか。
麦ライスさん:「今は食中毒が心配な時期です。保存する時はしっかり冷ましてから密閉しましょう。ご飯を温かいままお弁当箱に入れて蓋をしたりラップをすると、菌が大繁殖してしまいます。なのですぐに食べない場合は水で濡らして軽く絞ったキッチンペーパーをかぶせておき、冷めてから保存すると良いですよ。そうするとカピカピにならずにしっとりと冷ますことができます」
これはお弁当にも使えるナイスなテクニックとのこと! 皆さんもぜひポイントをおさえて、美味しい焼きおにぎりを作ってみましょう。
麦ライス
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/9/c/9c52b_1409_e6c810fa253353e54c218372deb6d6e7.jpg)
趣味の食べ歩きから次第に自分で料理を始め、さらに料理熱が高じてプロの道へ。現在は都内のレストランシェフ。本業の一方で、Twitterでは料理初心者でも簡単に再現できる料理テクを紹介して大人気に。
「本業に負けないぐらい楽しんでやっています(笑)」とは本人談。
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