記事は、
中国ではマンガやアニメ、ライトノベルを愛好し、関連の活動に参加する人全員を「宅男」、「宅女」と呼ぶと紹介。あくまで中立的な性質の言葉であり、ネガティブなニュアンスを持つものではないと伝えた。
一方で、日本の「
オタク」という言葉は「究極のネガティブワード」であり、社交性に乏しくほぼ一日中自分の部屋に閉じこもりゲームをしたりアニメを見たりする人を指すと説明。仕事をせず、親のすねをかじって生活する、学校でいじめられたり、社会から排除されたりするといったイメージさえも帯びているとした。
また、「心が幼稚、行動が過激、服装がダサい、ひねくれている、三次元と二次元の区別がつかない、現実逃避している」などといったネガティブなレッテルを張られることが多く、ひとたび「
オタク」であることが周囲に見つかると、他人から差別や言葉の攻撃を受ける可能性もあると紹介。それゆえ、自身の愛好と日常生活や仕事とのバランスをとるため、大多数の「
オタク」は自分の趣味をできる限り隠そうとするのだと伝えている。(編集担当:今関忠馬)(イメージ写真提供:123RF)