セリエAは10日に第30節を行い、ミランは
パルマに3ー1で勝利。FWズラタン・
イブラヒモビッチは後半15分に一発退場となっている。
首位インテルを追走する2位ミランは、格下パルマと対戦。前半8分、
イブラヒモビッチのアシストをFWアンテ・レビッチが決めて先制に成功すると、同44分にはDFテオ・エルナンデスと
イブラヒモビッチの連係から抜け出し、最後はMFフランク・ケシエが追加点を挙げる。
しかし前半を2ー0で折り返したミランだが、後半15分に急展開。MFハカン・チャルハノールがファウルで倒された後、
イブラヒモビッチは暴言を吐いたとしてファビオ・マレスカ主審にレッドカードを出された。
1人少ないミランは後半21分に失点。だが、終了間際にFWラファエル・レオンがダメ押しの3点目を挙げ、3ー1で逃げ切った。
イタリアの著名ジャーナリストであるジャンルカ・ディ・マルツィオ氏は自身のサイトでステファノ・ピオリ監督の試合後のコメントを掲載。主審との顛末を伝えている。
指揮官はレッドカードが出された
イブラヒモビッチと会話をしており、主審を侮辱した発言はしていないと話す。
イブラヒモビッチは主審の判定に対し、「あなたの判定はおかしくないか」と伝えていた。しかし、主審は「あなたはろくでなしだ」と理解してしまった可能性があるという。
ミランはいかなる状況下でも退場処分は不服として訴える意向を示している。