ベルギー1部のヘントは21日、ジュピラー・プロリーグの第31節で、セルクル・ブルージュ と対戦。1-0で勝利したが、その試合のある一場面が、話題になってしまった。
0-0のまま迎えた53分、ヘント陣内で浮き球の競り合いの際、ヘディングでボールをクリアしようとしたヘンクのDFディノ・アルスラナジッチと セルクル・ブルージュ のFWアイク・ウグボが空中で交錯。両者がピッチに倒れ込んだ。
ウグボは素早く立ち上がったものの、アルスラナジッチは顔を抑えて動かなくなってしまった。リプレイ映像で見ると、交錯した際に、アルスラナジッチの顔面にウグボの肘鉄が入っており、アルスラナジッチは一時意識を完全に失っていた。
数秒後に意識を取り戻したものの、そのまま担架で運び出され、途中交代を余儀なくされたアルスラナジッチ。ヘントのハイン・ ヴァンハーゼブルック監督は試合後、同選手の状況について「経過観察のため、今夜は病院で過ごすことになる。状態は良くなっているようだ」とコメントしている。
なお、肘を当ててしまったウグボはイエローカードで警告を受けている。
◆一時完全に意識を失ったアルスラナジッチ…