その女子大生は医大の4年生。同級生の中国人留学生とは、英語クラブで知り合った。女性は北京で生まれ育ち日本に帰国したこともあり、中国語も堪能。その中国人留学生ともすぐに打ち解け、交際が始まった。その後、二人は半
同棲生活を始めることになる。
男性は身長も180cmでイケメン。しかも、実家は相当の資産家らしく、日本での留学中はアルバイトもせず、親からの仕送りと「使い放題の親のクレジットカード」で何不自由ない生活を送っていた。しかし、その女子大生は「その元カレとの価値観のあまりの違いにすぐに不安になった」と述べている。
最初に不安を感じたのは、一泊1人5万円もする温泉旅館を何の迷いもなく予約した時だったそう。「
大学生の私たちには高すぎる」と心配した彼女に、彼は「支払いは親のクレジットカードだから大丈夫」と答えた。授業がない時はつねにスマホいじり。部屋でも服や布団も散らかしっぱなし、ゴミの分別もできない。大学を卒業しても就職せず、大学院に行くとのこと。彼女が「なんでこんなこともできないの?」と不満を言おうものなら、すぐにプライドを傷つけられたと激高し、怒り出す。
決定打になったのは、「東京に億ションを買う」と言い出した時。当然お金は親が払うとのこと。中国からの入金には様々な法律的な制約があるはずだが、それも「裏ルートを使えば、お金でなんでも解決する」と言い出した時だ。女性はその一言に愕然とし、夜中に置手紙をして出て行った、とのこと。
記事は、「中国では学校の勉強さえしていればいいと、自分のこともまともにできない若者が多い。掃除洗濯はもちろん、身の回りのこともすべて親や他の人がしてくれるものと思い込んでいる若者ばかり」と述べ、それが中国の「常識」になってしまっている、と嘆いている。最後に、「今では彼女は料理も皿洗いもできる、堅実な日本人男性と付き合っている」と述べている。(編集:時田瑞樹)(イメージ写真提供:123RF)