主催する
台湾の非政府組織(NGO)中華文化総会によれば、開幕当日の12日は午前11時までに約800人が列を作り、入場までに約3時間待ちとなった。このため同会はフェイスブックで、来場を見合わせるよう呼び掛けた。グッズ完売のため、会場内のグッズ売り場は14日から当面の間、休業する。商品が補充されるまでには約2〜3週間かかる予定だという。
個展では、奈良さんが
台湾のために制作した新作「Hazy Humid Day」や海外初展示となる「Miss Moonlight」のほか、デッサンや立体作品など計53点が展示されている。東日本大震災に対する
台湾の支援に感謝を示すのを目的として開かれ、入場は無料。
「
奈良美智特展」台北展は国立台北芸術大学関渡美術館で6月20日まで。
台湾南部への巡回も決まっており、高雄市立美術館では7月10日から10月31日まで、台南市立美術館では11月9日から来年2月13日まで開かれる。
(葉冠吟/編集:名切千絵)