【この記事の動画を見る】米ジョージア州に住む爬虫類ブリーダーのジャスティン・コビルカさん(Justin Kobylka)の繁殖によって誕生した、ボールパイソンのラベンダーアルビノという種類の
ヘビが注目を集めている。
通常のボールパイソン・ラベンダーアルビノは白地に黄色のまだら模様をしているが、ジャスティンさんの
ヘビは絵文字のスマイルマークによく似た黄色の模様が3つある。この珍しい模様をした
ヘビは、通常のボールパイソンの60倍もの6000ドル(約65万円)で取引されたという。
ジャスティンさんはかれこれ20年も爬虫類の飼育をしており、ボールパイソン・ラベンダーアルビノの繁殖においては8年も続けてきた。その中で身体にスマイルマークを持って生まれて来る
ヘビは、20匹のうち1匹ぐらいだというが、いずれもスマイルマークの模様は身体に1つしかなかったという。
ところが今回話題になった
ヘビはスマイルマークが3つもあり、長年繁殖を続けてきたジャスティンさんも初めて目にしたそうだ。ジャスティンさんによると、このような
ヘビの模様は「潜性(劣勢)遺伝子変異」によって起こるそうだが、自然界ではほぼ見られないとのことだ。
ジャスティンさんは他にも黄色に目と口が黒地のスマイルマーク模様の
ヘビを誕生させており、
ヘビの動きに合わせてスマイルマークが笑ったようになったり眉をひそめたように見えることが、彼のお気に入りとのこと。彼は今後もスマイルマーク模様の
ヘビを誕生させる予定と意気込んでいるそうだ。
画像は『J. Kobylka Reptiles 2020年7月13日付Facebook「“Happy” Monday!」、2020年10月29日付Facebook「That Halloween Spirit!」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)