ホームチームが1点をリードして迎えた、試合終了間際の92分だった。何とか反撃したいサンプドリアが必死に敵陣内へ攻め込む。そしてボールを持った20歳のミケル・ダムスゴーが敵陣中央で相手を引き付け、チャンスを窺おうとした次の瞬間、“悲劇”は起きた。
ダムスゴーとすぐ横にいた主審が正面衝突。さらにその隙にボールを奪おうとしたローマのブライアン・クリスタンテも激しく身体を寄せると、主審はダムスゴーとクリスタンテに挟み込まれる形となり大きく転倒してしまったのだ。
レフェリーを襲ったよもやの災難にファンも反応し、SNS上では驚きの声が挙がっているほか、イタリア紙『Gazzetta dello Sport』でも「不思議な出来事」と映像を紹介している。
選手ではなく、主審が倒されたまさかの“事件”。大きな怪我に繋がらなかったのは不幸中の幸いかもしれない。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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