田中はアビスパ福岡U-15、東福岡高校、九州産業大学を経て、2015年に大学在学中にも特別指定選手としてプレーしたロアッソ熊本に入団。その後、FC岐阜やガンバ大阪を渡り歩き、2019年途中から大分入りすると、今季はスピードを生かした突破力だけでなく、得点力にも磨きをかけ、明治安田生命J1リーグ33試合に出場して8ゴールを記録した。
浦和にとって、2001〜2012年まで在籍した元日本代表FW田中達也と同姓同名の新戦力となる田中はクラブを通じて次のようにコメントしている。
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浦和レッズ「このたび、2021シーズンから
浦和レッズに加入することとなりました、田中達也です。
浦和レッズは、自分と同姓同名で小さい頃から憧れ続けている田中達也選手がプレーしていたクラブで、ここでプレーできることを心から光栄に思っています。自分の武器は、ドリブルとスピードですので、ゴールにつながるようなプレーやみなさんにワクワクしてもらえるようなプレーを見せたいと思います」
「ファン・サポーターのみなさんの熱い応援を背にしてプレーすることを今から楽しみにしています。
浦和レッズという偉大なクラブの目標を達成するために、チームに貢献できるよう全力でがんばります。憧れの田中達也選手のように、このクラブでタイトルを獲得したいと思います。応援よろしくお願いいたします」
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大分トリニータ「このたび浦和レッドダイヤモンズに移籍することになりました。今年はコロナ禍により大変な年だったにも関わらず、変わらずサポートしていただいたファン・サポーター、スポンサー、行政の皆様、1年間応援ありがとうございました。
大分トリニータのファン・サポーターの皆様には、昨年のシーズン途中での加入当初より温かい声援を送っていただきました」
「皆様の応援が僕の走る原動力となり頑張ることができました。ありがとうございました。チームを離れることになりますが、これからもサッカーと真摯に向き合い、向上心を絶やさずに成長していけるように頑張ります。1年半本当に応援ありがとうございました」