セリエA第5節が26日に行われ、首位
ミランはホームで8位ローマと対戦し、3-3で引き分けた。開幕からの連勝は4で止まったが、2位との勝ち点差は前節に続いて2となっている。
ミランは試合前にGKジャンルイジ・ドンナルンマとFWイェンス・ペッター・ハウゲ、スタッフ3名の計5名に新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたことを発表。リヨンから今季加入したGKチプリアン・タタルシャヌが新天地デビューを飾り、ミランの守護神を務めた。
試合は開始早々に動く。前半2分、ミランFWラファエル・レオンが裏へ浮き球のパス。DFがクリアし切れずに流れたボールをFWズラタン・
イブラヒモビッチが右足で押し込み、先制点をマークする。しかし、前半14分にローマの左CKからFWエディン・ジェコが頭で叩き込み、アウェーチームが同点に追いついた。
1-1で前半を折り返すと、ミランは後半2分にレオンからのクロスをDFアレクシス・サーレマーケルスが右足で蹴り込み、再びリードを奪う。だが、後半24分にMFイスマエル・ベナセルがPA内のルーズボールを巡ってMFペドロ・ロドリゲスと交錯し、PKを献上。同26分、キッカーのMFジョルダン・ベレトゥが右足でゴール左に沈め、ローマが2-2とした。
すると、今度はミランがPKを獲得する。PA内左のMFハカン・チャルハノールがDFジャンルカ・マンチーニと接触して倒れたプレーがファウルと判定された。後半34分、キッカーを担った
イブラヒモビッチが右足でゴール左に突き刺し、得点ランキング首位の今季6ゴール目を記録。この試合3度目のリードを得たミランだったが、同39分に左CKの流れからローマDFマラシュ・クンブラに同点弾を許し、3-3のドローに終わった。