告訴対象となったネットユーザーらは、正義連と尹氏の横領疑惑が持ち上がっていた今年5月ごろ、キム氏と家族を非難するコメントをネット上に書き込んだとされる。キム氏は恐喝罪に問われた裁判で無罪判決が確定しているが、有罪判決を言い渡した一審の結果だけを取り上げて罪があるかのように虚偽の事実を記した人もいたという。
キム氏は昨年、複数の大学に膨大な量の情報公開を請求した後、これを取り下げる代わりに金銭を受け取る手法で計6000万ウォン(約550万円)を得たとして起訴され、一審では懲役1年の判決を言い渡されたが、二審と大法院(最高裁)判決ではいずれも無罪となった。
ソウル西部地検は先月、正義連の寄付金を流用したなどとして、尹氏を補助金管理に関する法律違反や詐欺、寄付金品法違反、業務上横領など8件の罪で在宅起訴している。