本作は、柚月裕子氏の小説を原作にした社会派ミステリー。橋本は、生活保護利用者と向き合うケースワーカー・牧野聡美を演じている。
橋本はこのキャラクターになりきって「主役ってイイなって思う瞬間があった。本当に有難いなと思いました」と満たされた思いを伝えた。
その理由として「一人だけのシーンが多かったのですが、役柄の聡美がどういう生活をしていたか、撮影中に考えて、毎日、役を体感することが出来ました。このことは主役ならでは、有難いというか、お得だなと思えたからです」と説明した。
「そんな聡美の生活を過ごしていく中で、相手がいないと成しえないものがあって、結局、お芝居はコミュニケーションの芸術だと私は思っています。誰かと何かを重ねたいという欲求にも気づけました。その誰かの味わいは同じものが無く、みんな違っていて、この主役の立場だからこそ味わえるものでした」とニッコリ。満ち足りた表情を見せていた。
橋本の脇を固めた共演陣は、
増田貴久(NEWS)、北村有起哉、
松本まりか、那須雄登(美 少年/ジャニーズJr.)らの顔ぶれ。そして、小林聖太郎監督、原作者・柚月裕子氏らと一緒に報告会を行っていた。
『連続ドラマW パレートの誤算 〜ケースワーカー殺人事件』は、全5話。WOWOWにて、3月7日・よる10時から放送される。