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おつまみやホームパーティにおすすめの簡単ピザ
おしゃれでおいしい!ゴルゴンゾーラの簡単ピッツァと甘口スパークリングワイン
日本に輸入されている青カビチーズの約半分が、イタリア産なのをご存知でしょうか? 意外にも、イタリアのチーズの歴史はフランスより古いと言われており、イタリアだけで500種類を超えるチーズがつくられています。
ゴルゴンゾーラはイギリスのスティルトン、フランスのロックフォールと並んで世界三大青カビチーズと称されています。
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ここでは、ゴルゴンゾーラとギョーザの皮でつくる簡単おつまみレシピと、相性ピッタリの
ワインをご紹介します。
●ゴルゴンゾーラの簡単ピッツァ![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/9/9/99364_1580_de4a8bfe0d01e5184f21e80d7966b141.jpg)
【材料(2人前)】
・ゴルゴンゾーラチーズ 100g
・パルミジャーノ・レッジャーノチーズ 適量
・ギョーザの皮 10枚
・クルミ 適量
・はちみつ 適量
【つくり方】
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(1) ギョーザの皮にゴルゴンゾーラチーズをのせる。パルミジャーノ・レッジャーノチーズもお好みでふりかけてください。
(2) 160℃に熱したオーブンで5分焼く。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/c/d/cd17e_1580_93045ec3aca923b109faba8ebec437dd.jpg)
(3) お好みでトッピングにくるみやはちみつをお好みでかけて召し上がってください。
●ゴルゴンゾーラの豆知識1.ゴルゴンゾーラは青カビのチーズです
ゴルゴンゾーラは青カビを植え、内部から発酵させるタイプのチーズ。ピッカンテ(辛口)とドルチェ(甘口)と呼ばれるタイプがあります。ドルチェは熟成期間が60日程度でクリーミーな味わい。ピッカンテに比べて青カビの刺激も少ないのが特徴です。
ゴルゴンゾーラは牛乳100%でつくられ、脂肪分が80%と高く、クリーミーでピリッとした青カビの刺激と塩味のバランスがよいチーズ。そのまま食べても、ピッツァやパスタのソースとしてお料理にしても大変おいしく、幅広く使える万能チーズのひとつです。
2.ゴルゴンゾーラは村の名前が由来
北イタリアはロンバルディア州に位置するミラノの北東部に原産地のゴルゴンゾーラ村があります。
ゴルゴンゾーラ村は歴史的にトリノが州都のピエモンテ州に属したり、ロンバルディア州に属してきた歴史があります。そのため、ゴルゴンゾーラの生産は両州にまたがって行われていますが、ゴルゴンゾーラの大部分はピエモンテ州でつくられています。
ゴルゴンゾーラチーズに合わせるワインはこれ!
ゴルゴンゾーラに合わせるなら、こんなスパークリング
ワインはいかが?
こちらのアスティは、ゴルゴンゾーラチーズのメインの産地であるピエモンテ州でつくられるモスカート・ビアンコ種からつくられた甘口のスパークリング
ワイン。マスカットの華やかな香りと、柔らかい甘さが特徴です。
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・アスティ フォンタナフレッダ 375ml オープン価格1564円(税別) 輸入元:モンテ物産
●ワインと料理を合わせるポイントゴルゴンゾーラチーズとアスティの相性がいいのは、こんな秘密があるんです。
![](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/d/b/db199_1580_c20b293fc098651059be62e87dfcaa45.jpg)
1.同じ産地の
ワインと食材
同じ産地の食材と
ワインを合わせるのは定番の合わせ方。たとえば、フランスのロワール地方のサンセールという
ワインに、同じ地域でつくられているヤギのチーズのシェーヴルチーズを合わせるのは定番の組み合わせ。
今回も北イタリアのピエモンテ州でつくられたアスティと、同じ地域でつくられているゴルゴンゾーラはぴったりです。
2.塩味と甘味の「対比効果」
ゴルゴンゾーラは塩味と刺激が強いため、甘味と非常に相性がいいチーズです。
スパークリング
ワインの甘味が青カビの刺激をまろやかにして、ゴルゴンゾーラの塩味がスパークリング
ワインの甘さを引き立てます。
スイカに塩の組み合わせで有名な対比効果が、ゴルゴンゾーラとアスティの組み合わせに当てはまります。
ぜひ料理と
ワインのマリアージュ(イタリア語ではアッビナメント)を楽しんでみてくださいね。
●教えてくれた人
【福村真弓さん】ワイン・コラムニスト、イタリア大使館認定ソムリエ、Italian Wine Ambassador 2019 (The Vinitaly International Academy)。イタリア
ワインの教育機関The Vinitaly International Academy主催の試験にて、2019年日本人で初のイタリア・
ワイン・アンバサダーの称号を取得しイタリア
ワインの啓蒙活動に貢献を続けている
<取材協力:オステリア・トレンタ 和歌山県新宮市緑ヶ丘2丁目3−17 グランホテル1F TEL:0735−23−3033>