絶対に自分を作らない。挨拶はでっかい声で! ゆきぽよが支持される理由

裏表のないストレートなもの言いと、『egg』モデル出身というギャルらしいルックスで、バラエティ界の新星として注目のタレント、ゆきぽよ。

最強スペック独身男性(バチェラー)とパートナーになることを目指し、25人の美女がバチバチの恋愛バトルを繰り広げるリアリティ番組『バチェラー・ジャパン』のシーズン1に唯一のギャルとして出演。恋敵である女性たちから“好感度No.1”に選ばれた。

なぜ、彼女は同性に支持されるのか? それは、彼女が貫く“ギャル”という生き方に大きな要因があるようだ。

撮影/ヨシダヤスシ 取材・文/坂本ゆかり 制作/iD inc.

女子の中でうまくやるコツは「ありのままでいること」

2017年に配信された『バチェラー・ジャパン』シーズン1でゆきぽよさんの存在を知った方も多いと思います。『バチェラー』に出演していなかったら、今と違っていたと思いますか?
▲『バチェラー・ジャパン』シーズン3は、Amazon Prime Video にて9月13日(金)より配信開始!
はい。今、テレビにいっぱい出られているのは、『バチェラー・ジャパン』のおかげだと思っています。芸能活動はしていたと思うけれど、テレビやメディアに出られる量はもっと少なかったんじゃないかな。
女の闘いが繰り広げられる『バチェラー・ジャパン』ですが、ゆきぽよさんはライバルである女の子たちに嫌われることがなかったですよね。学校や会社といった自分の所属しているコミュニティで、同性とうまくやっていく秘訣は何でしょうか?
うまくやっていけるコツは、「ありのままでいること」なのかも。男の子の前だと態度が変わる子もいるけど、大事なのは誰の前でも変わらないってことじゃないかな?

番組に参加していたとき、ゆきが嫌な子や苦手な子っていなかったんです。好かれる理由が何なのかわからないけれど、ずっと「素」だったことはたしかです。

幼なじみや地元の友達に「いつもと変わらないから、テレビで見てもスゴいって感じがしない」って言われるんです(笑)。そういうところなのかもしれません。
たくさんのご友人から慕われてそうです。
うーん、いろんな人と遊ぶというより、いつも同じメンバーとばかり遊んでいます。それって、ギャルだからかな? ギャルって一途なんですよ。好きな食べものも昔から変わらないし、コンビニで売っているものも、新商品よりいつも買うものを選んじゃう。何ごとにも一途。
その一途さは、恋愛においても?
そうですね、一途ですね。好きになったらどんどんズブズブはまって、彼氏になったら“大好き大好き”ってなって、彼氏以外が見えなくなっちゃいます(笑)。
“大好き大好き”な彼氏とも別れることもあったかと思いますが、その原因って…?
浮気される……? 1回ならまだ許すんですけれど、2回も3回も続くと「じゃあ、あっち行けよ」ってなっちゃう。それで別れることが多いですね。
こんないい女を置いて浮気するなんて!
本当ですよ! ゆき、めちゃめちゃ尽くすんですよ!

私が2日間、仕事で家を空けるとしたら、彼の2日分の食事を作って冷蔵庫に入れておくんです。チンしたら食べられるようにして。

両想いになるのは奇跡。恋愛はグイグイいくべし!

そんな尽くすタイプのゆきぽよさんが、恋愛に求めるものは?
一緒にいてくれる時間ですね。付き合うと1年365日のうち、会わないのが7日くらい。毎日一緒にいたいから、同棲するっていうのがいつものパターンです。
じゃあ、忙しくてなかなか会えない人は嫌?
忙しくてもいいんですけれど、会えないのはダメ。だから外見よりも、ゆきを寂しくさせない、大事にしてくれる人がいいんです。
今は、ゆきぽよさんのほうが忙しくて会えなくなっちゃうんじゃないですか?
それが今、ぜんぜんモテないんですよ。口説かれもしないの(笑)。恋をしたらすべてが楽しくなるし、美意識が上がるじゃないですか。だから恋したいのに!
世の中には、恋愛はしたいけれど、その一歩がなかなか踏み出せない女の子も多いと思います。そんな子に、アドバイスしていただけませんか?
グイグイ行ったほうがいい! 女の子に来られて喜ばない男の子っていないと思うんですよ。タイプじゃなかったとしても、グイグイ来られたら、その男の子は自慢げに友達に話すはず。嬉しくないわけないもん。だから絶対に、積極的に行ったほうがいいんです。

だって、そうしないと気持ちが伝わらないじゃないですか。その気がなかった人でも、気持ちを伝えられたら意識して、そこから恋が始まるかもしれない。グイグイ行かないと時間がもったいないですよ!
ゆきぽよさんはグイグイ派なんですか?
はい、めっちゃグイグイ行きます(笑)。でも、『バチェラー・ジャパン』に出る前は、行けないタイプだったんです。向こうから好かれて、そこから私も好きになるって感じで、全部受け身だったんです。
逆に、グイグイ来られて好きになってたんですね。
そうそう。押しに弱いタイプ(笑)。だけど『バチェラー・ジャパン』に出てからは、気になる男性を見つけたら、とりあえず連絡先を交換する。どこからどうなるかわからないから、自分から行くようになりました。
番組の中で、何かきっかけがあったのでしょうか?
『バチェラー・ジャパン』では、自分からグイグイ行かないと、クボリン(初代バチェラーの久保裕丈さん)の印象に残らない。そうなると、ローズがもらえないかもしれないっていう恐怖があったから、「行かなきゃ!」って気持ちになったんです(次のエピソードに進める女性には、バチェラーがローズを渡す)。

グイグイ行ってもクボリンは嫌がらなかったし、ずっと全員に誠実に接してくれていた。そこで「行っていいんだ」って学びました。今はビックリするくらい行きますよ!(笑)
先ほど「全然モテない」とおっしゃっていましたけど、ゆきぽよさんにグイグイ来られたら、悪い気はしないですよね!
でも世の中には、ギャルが苦手な男性もいるんですよ。そういう人はだいたいわかります(笑)。ギャルが隣に座ると背中を向けたり、しゃべっていても目を合わせてくれなかったり、「うん」しか言わない人は、だいたいギャルが苦手。

でもゆきは、そういう人のほうが燃えます。「絶対落としてやろう」って思っちゃう。
強気ですね(笑)。
『バチェラー・ジャパン』に参加した子は、みんなそうですよ。今でも仲がいいので会うんですけれど、みんな、グイグイ行ってる(笑)。
グイグイ行かないと、成功も失敗もないですからね。
そうです。そうしないと結ばれない。両想いになるって奇跡ですから。グイグイいかないともったいないですよ。

テレビ出演で気を付けているのは、自分を“作らない”こと

バラエティ番組にたくさん出演されていますが、明石家さんまさんや爆笑問題さんと言葉のやりとりをするプレッシャーって、すごく大きいのではないかと思います。
プレッシャーは大きいです。それに、まだまだ会話のキャッチボールを学んでいるところです。
テレビで長く活躍されている方から学ぶことって多いですよね。
はい、やっぱりトーク力がスゴいんですよ。記憶力や頭の回転がいいんだなって思うし、「あぁ、そういう考え方もあるんだ!」って思うことも多くて、すごく学ばせていただいています。
テレビでの発言って、反響も大きいじゃないですか。
そうですね、怖いです。
そんな中で、気を付けていることはありますか?
人をバカにするような発言はしない。そして、絶対に自分を“作らない”ようにしています。

一度カメラの前で自分を作ったら、そこからずっと作らなきゃいけなくなる。そんな一生なんてストレスでしかないから、どのカメラの前でも絶対に嘘はつかないって決めてるんです。
“素のまま”ということですが、それでも本当の自分と、世間からのイメージにはギャップがあると感じますか?
うん、ギャップはあると思います。『バチェラー・ジャパン』を見てくださった方には、「ゆきぽよ、めちゃめちゃいい子」って言っていただけるけど、ゆきだって、性格悪いときはあります。人間なので(笑)。

『バチェラー・ジャパン』でも、カメラがないところではみんなバチバチにケンカしてたし(笑)。でも、そういう性格悪いところ見せて、がっかりされるのは怖いなって思うんです。
ゆきぽよさんが人と接するうえで大切にしていることって何ですか?
(即答で)挨拶です。挨拶は必ず行きますし、楽屋の廊下に響き渡るくらいでっかい声でしています。だって会話って、挨拶から始まるじゃないですか。それは『egg』の怖い先輩から教わったこと。体育会系ですね(笑)。

メンタルの強さは、ポジティブな両親から来ています

今のゆきぽよさんを作ったのは、ギャルの先輩の教えもあると思いますが、やはり、育った環境も大きいのではないでしょうか。番組でお話されていた、お母さまの「何とかなる精神」がスゴいなと思ったのですが。
アハハ。ゆきのメンタルの強さとポジティブさは、完全に親から来ていますね。
どんなご両親なんでしょうか?
ポジティブ精神の持ち主です。

お父さんからは、ゆきが何かやらかしても、「大丈夫だよ。そんなに気にしてるのはお前だけだから。お前が失敗したらマネージャーさんは困るかもしれないけれど、ほかの人は2、3秒後には覚えてないから。クヨクヨすることないよ」って言われます。めっちゃポジティブ(笑)。

ミッシェル(母)も、「時間が何とかするから、悩んでもしょうがない。今、楽しいことしてなさい」っていうタイプです。それでこう育ちました(笑)。
ポジティブな家族ですね(笑)。そんなゆきぽよさんの、今の悩みは?
腹筋を割りたいとか、トーク力が欲しいとか……。あとは、「いつまで芸能界にいられるんだろう」っていうぐらいかな。
今後、その芸能界でやりたいこととは何でしょう?
女優ですね。
そう思ったきっかけは?
この前、映画『アラジン』を見たんです。ジャスミン(演/ナオミ・スコット)がめっちゃかわいくて、そのままナオミ・スコットさんが大好きになっちゃって。映画を見終わった瞬間に「ゆき、女優になる!」って言っちゃいました(笑)。
それって、この1ヶ月くらいの話じゃないですか(笑)。
そうなんです。単純なので(笑)。

ギャルは芯がブレないのが大事。見た目じゃない!

同世代のギャルタレントさんも多い中で、ゆきぽよさんの強みって何でしょうか?
ゆきは『egg』というゴリゴリ王道のギャル雑誌出身なので、ギャルさ加減では負けない。未だにリアルにギャルやってるし、未だにちゃんとパリピもしてる。そこはちょっと強いんじゃないかな?

アメリカやグアム、ハワイやメキシコで「Yuki!」って声をかけられるギャルも私くらいだと思います。一応ハリウッドに行ってるんで!
本家アメリカの『バチェラー・ウィンターゲームス』と『バチェラー・イン・パラダイス』にも出演されましたものね。
もう一度ハリウッドに戻って、本家の『バチェラー』に出るのも目標なんです。そのためには、英語を勉強しないと(笑)。

言葉が通じなくても人間関係や絆は作れるけれど、愛情を伝えるにはやっぱり言葉が必要だと思うんです。グイグイ行くには、言葉が必要。前回、それをすごく感じました。
なぜ海外でゆきぽよさんが受け入れられたんだと思いますか?
アメリカ人から見ると、日本人ってキュートみたい。ギャルってもともと薄い顔に外国人みたいな濃いメイクをするから、そういう頑張りがかわいく見られるのかも(笑)。
アメリカでもギャルを広げないと!
広げたかったんですよ〜。でも必死に、「ギャル、ギャル」って言ってもわかってもらえなかった(笑)。ギャルの意味が伝えられなかったから、英語を勉強しなくちゃなんです。アメリカでギャルを発信できるのは、日本ではゆきだと思うから。
最後に、ゆきぽよさんが考えるギャルの定義って何でしょうか?
ギャルは自分の意思がしっかりしていて、ブレないのがいちばん大事。

田舎のギャルママって、ギャルメイクをしていなくても、なぜかギャルのオーラがあるじゃないですか(笑)。それって、芯がブレていないからなんですよ。「元ギャルです」って言われて「えっ?」ってなる人は、真のギャルじゃなくて、“えせギャル”です。

芯がないのもダメだし流行に流されるのもダメ。あ、ちょっとは流行に乗る必要はあるけど(笑)。でも、根はブレちゃいけない。
生涯ギャルを貫き通すんですね!
はい、ゆきは「一生ギャル宣言」してますから!

おばあちゃんになってもギャルやってると思います。でも、メイクが薄くても、白ギャルでも、大事なのは中身。ギャルって、武士道みたいに精神が大事なものなんです。
木村有希(きむら・ゆき)
1996年10月23日生まれ。神奈川県出身。O型。愛称は、ゆきぽよ。2012年、『egg』(MRA)の読者モデルオーディションに合格し芸能界デビュー。2017年に恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』(Amazon Prime Video)に出演し話題に。翌年にはアメリカの『バチェラー・ウィンターゲームス』にも参加した。『サンデージャポン』(TBS系)を始めとする、数々のバラエティ番組でも活躍中。

番組情報

『バチェラー・ジャパン』シーズン3
9月13日(金)から配信開始
製作:Amazon Prime Video
©2019 Warner Bros. International Television Production Limited. All rights reserved.

サイン入りポラプレゼント

今回インタビューをさせていただいた、ゆきぽよさんのサイン入りポラを抽選で1名様にプレゼント。ご希望の方は、下記の項目をご確認いただいたうえ、奮ってご応募ください。

応募方法
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受付期間
2019年8月23日(金)12:00〜8月29日(木)12:00
当選者確定フロー
  • 当選者発表日/8月30日(金)
  • 当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、個人情報の安全な受け渡しのため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
  • 当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから8月30日(金)中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただき9月2日(月)までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
キャンペーン規約
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