『刀ミュ』新刀剣男士キャスト対談。田中涼星×田村升吾は、責任感を胸にステージに臨む

名だたる刀剣が戦士の姿となった“刀剣男士”を収集し、歴史改変をもくろむ敵を倒していく刀剣育成シミュレーションゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」。

それを原案としたミュージカル『刀剣乱舞』は、2015年に上演されたトライアル公演を皮切りにシリーズを重ね、パリで単独公演を行うなど、日本を飛び越えて海外でも絶大な人気を誇る。

さらに、昨年は「第69回NHK紅白歌合戦」にミュージカル『刀剣乱舞』の刀剣男士が出場し、華麗なパフォーマンスを披露。今や「2.5次元舞台」という言葉は多くの人に認知され、ミュージカル『刀剣乱舞』はその第一線を走るコンテンツでもある。

そして、待望のミュージカル本公演新作として、ミュージカル『刀剣乱舞』 〜葵咲本紀(きしょうほんぎ)〜が8月3日より開幕。新作を発表するたびに話題となり、今作から出演する田中涼星と田村升吾も、その反響の大きさを肌で感じていた。

撮影/祭貴義道 取材・文/渡邉千智 制作/iD inc.
ヘアメイク/工藤有莉
▲左から田中涼星、田村升吾

出演が決まったとき、『刀ミュ』キャストが連絡をくれた

ミュージカル『刀剣乱舞』の2019年秋新作公演にご出演が決まったときの、率直なお気持ちを教えてください。
田中涼星(以下:涼星) 一瞬、驚いて言葉が出なかったんですけど、じわじわと理解してきて、(ガッツポーズをしながら)「よしっ!!」って声をあげて喜びました。すごくうれしかったです。
田村升吾(以下:升吾) 僕も「よし!!」って思ったんですけど、マネージャーさんの前で喜びすぎたら引かれるかなと思って、「わ〜! やった〜! 頑張ります!」ってふわっとした反応をしちゃいました(笑)。家に帰ってから、改めてひとりで「よしっ!!」って喜びを噛みしめました。
涼星 声に出して大喜びした僕が恥ずかしいみたいじゃん!(笑)
升吾 いやいや! それは僕が気恥ずかしかっただけですから! すごくうれしかったけどテンションが上がりすぎたところを見せてもなって。でも隠しきれずにニヤけちゃうくらいうれしかったです。
涼星 あはは。もちろん、うれしい気持ちと同時に、規模の大きな作品ですから責任も感じました。
升吾 これまでの作品も見ていて、どんなコンテンツか知っていたから、余計にプレッシャーというか、責任感はありましたよね。
キャストが発表になったときは、田中さんの「股下97cm」がTwitterのトレンド入りするなど、SNSでも大きな反響がありました。田中さんも「トレンド入りはびっくり」とツイートされていましたね。
升吾 あれはびっくりしましたよね。何事!?って思いましたもん。
涼星 本当に。単語だけ見たらわけわからないもんね(笑)。「股下97cm」がそんなに世に知れ渡るとは思ってなかったです。
升吾 身長ならわかるけど、股下ってところがまた絶妙ですよね。
涼星 そうそう(笑)。その影響もあってか反響はスゴかったので、それだけ楽しみにしてくれている方がたくさんいるんだと、改めて実感しました。
役者仲間からの反響はありましたか?
涼星 僕は、これまで『刀ミュ』に出演されていた方との共演経験が多くて、とくに『幕末天狼傳』チームは、伊万里 有くん(長曽祢虎徹 役)に、(高橋)健介(蜂須賀虎徹 役)、トリさん(鳥越裕貴/大和守安定 役)、(有澤)樟太郎(和泉守兼定 役)と4人もいるんです。

出演が決まったときは、みんなから「おめでとう!」って連絡をもらいました。最近も共演した北園 涼くん(小狐丸 役)からは「涼星が入ってくれるの、めっちゃうれしい」って言ってもらえて、「そんなんこっちがうれしいですよ! 頑張ります!」って感じでした。
升吾 僕の場合は、親よりも先に三浦宏規(髭切 役)から連絡が来ました(笑)。「おめでとう! やっと来たね! 頑張れよ」って。
※注…三浦さんと田村さんはミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンで、氷帝学園の跡部景吾と芥川慈郎を演じており、同じチームとして2016年から共演している。
升吾 舞台『どろろ』で共演した樟太郎くんとは、ずっとミュージカル『刀剣乱舞』のお話を聞いていて。僕も「いつか出たいですね〜」と言っていたので、解禁されたときは「一緒のステージに出られたらいいな〜!」って喜んでくれました。

こうしてミュージカル『刀剣乱舞』の先輩方から「頑張れよ」って言葉をもらえるのは気合いが入りますし、うれしいですよね。

『刀ミュ』の稽古場では、一瞬たりとも気が抜けない

そんな“先輩”たちが出演していた過去の作品を見て、どんな印象を抱きましたか?
涼星 ひと言では言い表せないくらいのエンターテインメントだなと感じました。1部のミュージカルは歴史ドラマで、刀剣男士と主(審神者)のもとに生まれる関係性だったりそれぞれの思いだったり、考えはじめるとすごく深い。そして2部では華やかなライブがあって。驚きがいっぱいありますよね。
升吾 本当に盛りだくさんですよね。刀剣男士キャスト6人はやることが多い印象があったんですけど、それは主のみなさん(観客)に楽しんでもらう瞬間がたくさんあるということ。一公演観ただけですごく満たされる作品だと思いますし、それを次は自分が演じるんだと思うとやりがいを感じました。
実際にお稽古に臨まれていかがですか?
升吾 日々、覚えることと整理の繰り返しですよね。覚えて整理して、覚えて整理して……。一瞬たりとも気が抜けないです。
涼星 “覚えたもん勝ち”みたいなところはあるよね。早めに覚えたほうが、そのぶんブラッシュアップに時間をかけられる。毎日、吸収することが多い現場だなと感じています。
きっと『刀ミュ』だからこそ、より強く感じられるのでしょうね。
升吾 そうだと思います。時間が経つのが早いですもん。
涼星 早いね〜。「あれ、もうこんな時間!?」って。集中しているのはいいことだと思うんだけど。本当に気が抜けないので、休憩中は絶対にブトウ糖を摂ります!
升吾 休憩時間になったら、みんなでチョコレートとかブドウ糖を食べています。(田中さんは)パンクしそうになっている僕を見て、「ちゃん(田村さんの愛称)! ラムネ2個食べて!」って。
2個がいいんですか?(笑)
涼星 はい、2個がいいんです! いや、わからないですけど1個より効く気がするんです!
升吾 いつもラムネをもらって、頭のなかを一回整理してまた挑戦して、の繰り返しですね。

初対面は『テニミュ』。バースデードッキリが忘れられない

おふたりについてもお聞かせください。おふたりは、ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンで共演されていましたが、当時のお互いの印象は?
涼星 僕が20、21歳くらいのときで、ちゃんは「若っ!」っていう印象でした。
升吾 『テニミュ』の現場で初対面くらいのときにやった、僕の誕生日ドッキリを覚えてますか?
涼星 覚えてる! あったね(笑)。
どんなドッキリだったんでしょうか?
涼星 本気でケンカをしているように思わせて…というドッキリでした。当時、流行っていたんです。
升吾 涼星くんに(テニスの)ボレーを教えてもらっていたら、みんながいなくなっていて、ふたりで控室に遅れて行くと「おい、涼星、何で来ないんだよ」ってケンカがはじまって…。僕が教えてくださいって言ったのにどうしよう…って何も言い出せずにいたら、テッテレー!みたいな(笑)。あのときは焦りました。
そうだったんですね(笑)。当時の田中さんの印象は?
升吾 涼星くんは、当時からめちゃめちゃ優しくて、いろいろと教えてくれる存在でした。
涼星 そりゃ、聞かれたら教えるよ! 頼られるのはうれしいし、必要としてくれるわけでしょ? もちろん動きます!
田村さんから見た田中さんは今も変わらず、“頼れるお兄さん”?
升吾 はい。本当にいい意味で変わらず、すごく人から好かれる人だなと思っています。人との距離の詰め方がうまくてうらやましいです。僕は奥手なので、涼星くんみたいに(手を広げて)「おいで!」みたいなスタンスでいることは苦手なんです。
涼星 「おいで!」ってスタンスでいるわけではないよ! 僕はただ、立っているだけ(笑)。そこに、みんなが話しかけに来てくれる。
升吾 それってまさに“太陽”じゃないですか? 人柄に憧れますし、本当に素敵で、好きです。
涼星 告白いただきました!(笑)
升吾 それに、お芝居が器用だなって思います。見ていて「そんな引き出しあったんだ!」って思うくらい。稽古場でも演出の茅野(イサム)さんからも褒められていて、スゴいなー!と思っています。
田中さんから見た田村さんのイメージは、どう変化しましたか?
涼星 ちゃんが出演した作品を見ることもあって、ボレーを教えていたときから考えると、すごく成長したなって思います。
升吾 当時は、何もできなかったですからね。本当にマイナスからのスタートでしたもん。
涼星 でも若いぶん、吸収率がスゴいんですね。その成長の速さは本当にうらやましいです。ちゃんはマジメだし、理解するスピードも速いので、僕が知っていることは教えたくなっちゃうんです。
升吾 めっちゃうれしいです。

御手杵の“親しみやすさ”は、涼星くんに通じるものがある

田中さんが演じるのは、天下三名槍のひとつである御手杵(おてぎね)。田村さんが演じるのは、越中国の刀工・郷 義弘作の脇差、篭手切江(こてぎりごう)ですね。
涼星 台本を見て、御手杵はまっすぐで、すごく優しくていいヤツだと感じました。パッと見、親しみやすいビジュアルだし、口調もかしこまっているわけじゃないから、大らかに見えるけれど、彼を掘り下げていくと深いな…って。

刀剣男士としての彼の姿にたくさんの魅力が詰まっているんだなと思うし、自分に近しいものも感じるというか、「その気持ち、わかるな」ってこともあります。普段“いいヤツ”が、戦で本気になった瞬間ってカッコいいと思うので、戦うときのギャップも見せたいです。
御手杵の親しみやすさは、田中さんにも通じるところ?
升吾 通じます! 僕が答えちゃいますけど(笑)、めちゃくちゃ親しみやすさがあります!(田中さんのことを)嫌いな人は絶対いないですよ!
涼星 それはわからないよ!(笑)
升吾 いやいや、絶対にいない! それくらい人に好かれる方だし、自然と周りに人が集まってて。本当に“太陽”みたいな存在です。
涼星 “太陽”だなんてはじめて言われたよ。自分では“星”だと思ってたから。
升吾 どんなところが?
涼星 (お茶目な口調で)涼星だけに、“星”!
升吾 あはは! でも“見上げる”って感じではないな。太陽のように優しいイメージ。
涼星 常に謙虚に生きています(ドヤ顔)。
升吾 自分で言っちゃうんだ(笑)。
田村さんはいかがですか?
升吾 篭手切江もまっすぐで、彼にはいろんな要素がありますよね。篭手切江が戦ったり、踊ったりする姿でお客様に愛おしく思ってもらえたらいいなと思っています。

僕の中で篭手切江は、“ダイヤの原石”っていうイメージなんです。輝いているけれど、自分ではまだその輝きを知らない…みたいな。その輝きは主のみなさんにしか見えていないのかなって。そんな魅力を表現したいなと、稽古場で試行錯誤しています。
田村さんに近いところはありますか?
升吾 篭手切江は自分の感情にウソなく、好きなものは「好き!」、悲しいことは「悲しい!」って表現する子なのかなと思っているのですが、僕は感情が大きく動くことはあまりないんです。篭手切江の気持ちに寄り添って表現できればいいなと考えています。
出演が決まったときも喜びを飲み込んでしまった、とおっしゃっていましたもんね。
升吾 そうなんですよ。(感情を)飲み込んじゃうタイプなんです。そのときに「受かったー! やったー!」って表現できてれば…(笑)。
涼星 そこは全開にしていこう!
升吾 (田中さんを)見習って(笑)。篭手切江と触れ合うなかで、僕も感情を表に出せるようになれたらいいなって思っています。

殺陣のシーンでは、2振りのコンビネーションを見せられたら

槍を使っての殺陣のお稽古はいかがですか?
涼星 殺陣の経験はあるんですけど、槍ははじめてで。
升吾 しかも御手杵は突き刺すことを得意とする槍ですよね。
涼星 そうそう。切るように立ち回る蜻蛉切(演/spi)とはまた違うので、バリエーションを増やしていかないと、見る方も飽きてしまうなと。稽古でより極めていきたいです。
打刀よりも扱いは難しいですか?
涼星 難しいです! 立ち位置に困ります…。

大人数で稽古場の舞台上にいたときに、人に当たらないようにしていたらどんどん端に追いやられちゃって。「俺、どこにいればいいんだろう!?」状態に。囲まれたら攻撃できないですし、構えて走るときもいろんなところに気を遣わないと人にケガをさせてしまいますし。難しいですが、マスターしたいです。
升吾 「敵が(御手杵の)懐に入ってきた場合、どう動く?」という話を稽古場でもしていて、そういうときは脇差である僕が入って、コンビネーションを見せられたらいいですよね。脇差だからこそ見せられる立ち回りがあるのかなと。
涼星 頼むよ、そのときは!
脇差を扱う田村さんは、殺陣ははじめての挑戦だとか。
升吾 はじめてなのでイチから勉強しています。短くて振りやすいのが逆に難しいところ。大きな動きが少ないこともあって、カッコよく見せられるよう工夫したいと思っています。
涼星 動きが小さくなってしまうんだよね。
升吾 そうなんです。そこをもっと大きく、映えるようにしたいです。篭手切江の戦い方は、決め台詞にもあるように「最小限にして最速で……」なので、そのスピード感は大切にしたいです。けっこう冷静で、どれだけムダなく相手を倒せるかを大事にしているんですよね。
動き方は異なると思いますが、同じ脇差の刀剣男士の動きをご覧になることもありますか?
升吾 参考にさせてもらっています。同じ洋装でパンツスタイルですし、脇差の動きの勉強になっています。もちろん、そこから篭手切江らしい動きも見せていきたいです。

ライブパートは、主さんとコールができたらうれしい

1部はミュージカルでしっかりお芝居を見せる一方、2部は刀剣男士がライブ衣裳に身を包み、歌とダンスを披露するライブです。一気に華やかになりますね。
涼星 ダンスの振りが、プロのダンサーが踊るレベルだよね。
升吾 レベルを遥かに超えてます! だから慣れないと難しくて。
涼星 僕は慣れてないからすごく苦戦しているんだよな〜。
升吾 めっちゃできてるじゃないですか!
涼星 そんなことないよ。レッスン中、鏡越しに(アンサンブルの)ダンサーさんたちの動きをずーっとチェックしてるもん。ちゃんがダンスレッスンしてる姿も鏡越しに見てるからね(笑)。
升吾 マジっすか!(笑)僕は振りが入ったらお客さんを前にしていることを想定して練習しているので、鏡はあまり見てないです。篭手切江らしさを意識してっていうのもあるんですけど。
涼星 ちゃんは振りが入るのが早いよね。
升吾 いやいやいや。でも、ダンスは好きです。けっこうゴリゴリに踊るのですが、6振りのなかでいちばん楽しそうな感じが見えたらいいなって。
篭手切江は、「歌って踊れる付喪神」を目指していますし、2部のライブはまさに見せ場かもしれません。
升吾 ですよね! しっかりとパフォーマンスを見せつつ、お客さんと一緒にライブを作っていきたいです。それこそ、主のみなさんとコールとかできたらいいな。「篭手切江! ゴー!」とか(笑)。
涼星 盛り上がりそうだし、それができたらこれまでとまた違ったライブになりそうだね。
御手杵としてはどんなパフォーマンスを見せたいですか?
涼星 ずっと笑顔で踊っていそうな感じはしています。それこそ、「篭手切江! ゴー!」のコールをやるとしたら、一緒に付き合ってあげそう(笑)。
升吾 一緒にやってくれるとしたらきっと御手杵ですね(笑)。
衣裳も、毎回ステージの世界観に合わせて、かなり凝っていますよね。
升吾 衣裳は毎回スゴいですけど、今回もスゴいです。細部までこだわっていて、絶対に観てほしいです。
涼星 本当に注目すべきところがたくさんありますので!
升吾 早く着たいです!

太田基裕さんのことを、いつか「もっくん」と呼びたい!

今作の編成は、おふたりをはじめ明石国行(演/仲田博喜)、鶴丸国永(演/岡宮来夢)、の新たな刀剣男士と、『三百年(みほとせ)の子守唄』で出陣した、千子村正(演/太田基裕)、蜻蛉切の6振りです。
升吾 僕と来夢は同い年なんですけど、新キャストで年上のふたり(田中さんと仲田さん)が僕たちの面倒を見てくださって、同じ目線でしゃべってくれるのがすごくありがたいです。もちろん、礼儀は忘れないけれど、仲良くやらせていただいています。
涼星 (カッコつけて)だって俺たち、仲間じゃん?
升吾 カッコいいーーー!! ちょっとこの言葉、目立たせてほしいです(笑)。でもそうですね。仲間ですもんね。
太字にしておきましょうか(笑)。4人でいるときの空気を作っているのは、田中さんと仲田さんの年長組なんですか?
涼星 そうですね。博喜くんはずっとしゃべってるよね。
升吾 ずっとしゃべってます。ふたりでボケ合っていて、疲れないのかっていうくらい(笑)。稽古終わりのテンションがすごく高いです。
涼星 年下よりテンションが高いです(笑)。でも、(年長組は)急にスイッチが切れるときがあって。
升吾 はしゃいでいたと思ったら、急に寝てたりして「え!?」みたいな(笑)。「グミ食べます?」「うん、ありがと〜」って会話した1分後くらいには寝てました(笑)。
お芝居についてのお話をすることはありますか?
涼星 自分が出ていないシーンを見て、「こうしたほうがいいんじゃないかな?」ってアドバイスし合うことはあります。演じる刀剣男士のことは本人がいちばん知っていると思うから、全体的な見え方に関して話したりとか。
まだ太田さんとspiさんは稽古に合流されていないんですよね(※取材が行われたのは6月下旬)。
升吾 まだ一緒に稽古はできていないんですが、ふたりともすごく心強い先輩です。『三百年の子守唄』を観て、ふたりのお芝居、歌、殺陣に「ヤバッ!」って思ったくらい。大人で安心感のある先輩なので、いろいろと吸収したいです。
涼星 spiさんとは共演したことがあって、すごく素敵な方なんです。オフのときはめちゃくちゃお茶目で楽しい方です。僕もspiさんもお笑いが大好きなので、気が合うなと感じました。太田さんは絶対にいい人なので、いつか「もっくん」と呼びたいです。
升吾 そんなに攻めます!? 僕は「もっくんさん」って呼びたいです!

公演が終わったら、一緒にサバゲーに挑戦!?

今はお稽古で忙しいかと思うのですが、普段、お休みの日はどんなことをされていますか?
涼星 ずっとお笑いにハマっていて、お休みの日はお笑いを見てます。1日にひと笑いするのが自分のルールで。
升吾 きょうはしました?
涼星 きょうは、この取材でたくさん笑っているからオッケー! 普段は寝る前や朝にお笑いを見て、ひと笑いしています。日程が合えば、新宿の「ルミネtheよしもと」に行ったり、大阪で公演があると吉本新喜劇に行ったりします。あとは映画を見たりも。お笑いと映画ですね。
田中さんが今注目している芸人さんは?
涼星 『バツウケテイナー』という関西の番組が好きで、すごく面白いんですよ! たくさん好きな方はいるんですけど、今は、それに出ている和牛とアインシュタインとアキナの3組の芸人さんがとくに気になっています。
田村さんはいかがでしょうか?
升吾 休みの日はリフレッシュの時間にしていて、ちょっと遠出をして散歩をしたり、ゲームが好きなので家でゲームをしたり…。いろいろやっていますね。あとはサバゲーが好きでめちゃくちゃやります。
サバゲーがお好きな舞台俳優さん、たくさんいらっしゃいますよね。
升吾 そうなんですよ! いつかサバゲー好きの舞台俳優さんと集まってみんなでやりたいですよね!
涼星 いいなぁ。やりたいんだよね。
升吾 本当ですか!? やります?
涼星 マジで行きたい! 一回もやったことないけど、本当にやりたいと思って練習してるもん! (銃を構えるポーズをとって)こうやったり、こうやったりさ。
升吾 ははは! すごく面白いですよ。僕もサバゲーの輪を広げていきたいんですよね。誘ったら来てくれます?
涼星 行く行く! その「誘う」は社交辞令じゃないよね!?
升吾 もちろんです(笑)。でも、今は『刀ミュ』に集中しないといけないから、公演が終わってからですね!
田中涼星(たなか・りょうせい)
1994年12月24日生まれ。新潟県出身。O型。2015年からミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンに出演。乾 貞治役を演じた。主な出演作品に、ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』シリーズ(上越新幹線 役)、Live Musical「SHOW BY ROCK!!」シリーズ(オリオン 役)、MANKAI STAGE『A3!』〜AUTUMN&WINTER 2019〜(有栖川 誉 役)、舞台「黒子のバスケ」ULTIMATE-BLAZE(実渕玲央 役)など。
田村升吾(たむら・しょうご)
1998年5月30日生まれ。栃木県出身。A型。2016年からミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンで氷帝 芥川慈郎役を演じている。主な出演作品に、映画『ちょっとまて野球部!』、RICE on STAGE「ラブ米」(ひのひかり 役)、舞台『どろろ』(助六 役)など。

作品情報

ミュージカル『刀剣乱舞』 〜葵咲本紀(きしょうほんぎ)〜
【東京公演】8月3日〜18日@天王洲 銀河劇場
【大阪公演】8月30日〜9月8日@サンケイホールブリーゼ
【兵庫公演】9月14日〜28日@AiiA 2.5 Theater Kobe
【福岡公演】10月4日〜6日@アルモニーサンク北九州ソレイユホール
【東京凱旋公演】10月19日〜27日@TOKYO DOME CITY HALL
出演:仲田博喜、太田基裕、spi、岡宮来夢、田中涼星、田村升吾/鷲尾 昇、大野瑞生、二葉 勇、二葉 要、原嶋元久ほか
©ミュージカル『刀剣乱舞』製作委員会

サイン入りポラプレゼント

今回インタビューをさせていただいた、田中涼星さん×田村升吾さんのサイン入りポラを抽選で3名様にプレゼント。ご希望の方は、下記の項目をご確認いただいたうえ、奮ってご応募ください。

応募方法
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受付期間
2019年7月29日(月)12:00〜8月4日(日)12:00
当選者確定フロー
  • 当選者発表日/8月5日(月)
  • 当選者発表方法/応募受付終了後、厳正なる抽選を行い、個人情報の安全な受け渡しのため、運営スタッフから個別にご連絡をさせていただく形で発表とさせていただきます。
  • 当選者発表後の流れ/当選者様にはライブドアニュース運営スタッフから8月5日(月)中に、ダイレクトメッセージでご連絡させていただき8月8日(木)までに当選者様からのお返事が確認できない場合は、当選の権利を無効とさせていただきます。
キャンペーン規約
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