知れば、ビアバーがもっと楽しくなる! 今さら聞けないビールの専門用語をおさらい!
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そこで、今回はビアバーで頻出する言葉をクイズ形式でお勉強!
さらに、ビールの分類についても、改めて整理してみた!
教えてくれたのは、日本ビアジャーナリスト協会 会長の藤原ヒロユキさん。
これさえ読めば、ビールの知識はばっちり!
Aroma[アロマ]
正しい使い方はどっち?
1.一口飲んで、「この飲んだ時のアロマは素晴らしいね」
2.飲む前に香りを嗅いで、「いいアロマだね」
Ale[エール]
正しい使い方はどっち?
1.香り重視のエールはゆったり味わいたいね。
2.日本のビールはエールが多いんだ。
Beer flight[ビアフライト]
正しい使い方はどっち?
1.ここのビアフライトは美味しいんだよね!
2.最初だから、ビアフライトがお得でいいかもね。
Body[ボディ]
正しい使い方はどっち?
1.このビールグラスはやっぱりボディがしなやかで飲みやすいね。
2.やっぱりフルボディほど冷やしすぎない方が味わいが立ちますね。
Brew Pub[ブリューパブ]
正しい使い方はどっち?
1.この店はブリューパブだから、いろんなビールが揃ってるんだね
2.うわ、ここブリューパブなんだ。ここで醸造してるビールを飲んでみよう!
Brewery[ブルワリー]
正しい使い方はどっち?
1.このビアバーは東北のブルワリーが充実しているんです!
2.あそこは、Tapがいっぱいあるからブルワリーって言うんだ。
Craft Beer[クラフトビール]
正しい使い方はどっち?
1.どれだけ大きい規模でも、ハンドメイドであればクラフトビールっていうんだね。
2.今日は京都のブルワリーのクラフトビールが入ってるらしいよ!
Pint[パイント]
正しい使い方はどっち?
1.ここはイギリス式だから、568mlなんだよ、1パイントが。
2.1パイントは1Lのことだから、気をつけてね!
Tap[タップ]正しい使い方はどっち?
1.あの店は12Tapあるから、いつ行っても新しい味に出合えるんだよね
2.今日は生きのいいTapが入ってるらしいよ!
Lager[ラガー]
正しい使い方はどっち?
1.ラガーは下面発酵だから、キリッとした味わいになるんだ。
2.ラガーのIPAは美味しいね!それぞれの答えと、本来の意味を次のページでご紹介!
Aroma[アロマ]正解は、2.飲む前に香りを嗅いで、「いいアロマだね」
【正しい意味】ビールを口に入れる前に感じる香りのこと。鼻からだけで感じる香り。
Ale[エール]正解は、1.香り重視のエールはゆったり味わいたいね。
【正しい意味】上面発酵で造られるビールのことを指す。(代表例:ペールエール、IPA、スタウト、ヴァイツェン etc)。日本のビールはエールではなく、ラガーが多い。
Beer flight[ビアフライト]正解は、2.最初だから、ビアフライトがお得でいいかもね。
【正しい意味】飲み比べができるテイスティングセットを指す。少量でリーズナブルなので、初訪問時にぴったり。
Body[ボディ]正解は、2.やっぱりフルボディほど冷やしすぎない方が味わいが立ちますね。
【正しい意味】口に入れ、飲み込む時の抵抗感の表現。軽いものはライトボディ、中間のミディアムボディ、最も重いものをフルボディと呼ぶ。甘さ、アルコール度数、タンパク質が含まれる度合いによって決まる。
Brew Pub[ブリューパブ]正解は、2.うわ、ここブリューパブなんだ。ここで醸造してるビールを飲んでみよう!
【正しい意味】店内でビールを醸造して提供するお店のこと。
Brewery[ブルワリー]正解は、1.このビアバーは東北のブルワリーが充実しているんです!
【正しい意味】ビールの醸造所のこと。なかでも、マイクロブルワリーといわれる小規模の醸造所が増えており、現在日本でも300カ所ほどあると言われている。
Craft Beer[クラフトビール]正解は、2.今日は京都のブルワリーのクラフトビールが入ってるらしいよ!
【正しい意味】小規模醸造家が作るビールのこと。日本では1994年の酒税法改正施行をきっかけにクラフトビールの流行が起こり、現在日本でもこの名称が定着した。
Pint[パイント]正解は、1.ここはイギリス式だから、568mlなんだよ、1パイントが。
【正しい意味】ビールの容量の単位。イギリス式では568ml、アメリカ式では473mlとそれぞれ容量が異なる。
Tap[タップ]正解は、1.あの店は12Tapあるから、いつ行っても新しい味に出合えるんだよね
【正しい意味】厳密にはビールサーバの注ぎ口を示す言葉だが、転じて生樽で提供するビールそのものを指すように。タップルームとは、数多いTAPを揃えたビアバー形態の店。
Lager[ラガー]正解は、1.ラガーは下面発酵だから、キリッとした味わいになるんだ。
【正しい意味】下面発酵で作られるビール。(代表例:ピルスナー、シュバルツ、ボック)。IPAはエールである。最後は、ビールの種類や覚えておくと深い会話ができる専門用語をご紹介!
ビールを作る過程で覚えておきたい5つの用語はこちら!ビールへの知識を深めるためには、製造工程に出てくる用語も抑えておこう! これさえ知っていれば、ビアバーでの会話も怖くない!

Malt[モルト]ビールの主原料のひとつ。酵母の餌となる糖を作るための糖化酵素を宿す発芽寸前の状態で乾燥させる。麦種や乾燥方法、焙煎程度により、淡色のペールモルトや濃色のブラックモルト、小麦からなるウィートモルトなど。麦芽ひとつとっても種類はさまざま。
Hop[ホップ]ビールの原料となるアサ科のつる植物。ホップによって苦味と香り、ビールの泡立ち、ビールを澄んだものにするなどの働きがある。
Yeast[酵母]ビール製造においては、糖分をアルコールと炭酸ガスに分解(=アルコール発酵)する酵素、チマーゼを持つ微生物を指す。酵母が麦汁を発酵させてビールが出来上がる。アミノ酸やミネラルが残り、コクや香りを生む。
Top fermentation[上面発酵]約16〜24℃の温度帯で活動する酵母による発酵。活動する温度が高いぶん、フルーティな香りや酵母の酸味など、豊かな味わいが特徴。
Bottom fermentation[下面発酵]約4〜10℃の温度帯で活動する酵母による発酵。発酵後に低温で長期熟成するため、シャープな味わいが特徴。冷蔵技術の進歩とともに世界的にも普及した。日本のビールはほとんどがラガー。

最初に覚えておきたいビールのスタイルはこちら!細かく分類すると、1400を数えるビールの種類。中でも、特に覚えておくべきはこの10種類だ!
Barley Wine[バーレイワイン]英語で“麦のワイン”の意味だが、エールの一形態。芳醇な香りとワイン並みの高いアルコール度数がその由来。長期熟成による深いコクを持つフルボディのスタイル。
Bock[ボック]ハイアルコールのラガー。北ドイツの都市、アインベックにその起源を持ち、ボックと呼ばれるように。アルコール度数は7%以上と高く、モルトの香りと力強い味わいが持ち味。
Dunkles[デュンケル]ミュンヘンの特産とされるラガー系濃色ビール。ドイツでは、ピルスナーが生まれる以前に楽しまれていた歴史を持つ。ローストされた麦芽の香ばしさと深いコクが特徴的。
IPA[アイピーエー]インディアペールエールの略。かつてインドにペールエールを運ぶ際、防腐効果の高いホップを大量に投入して生まれたという。アルコール度数が高く、ホップの苦味がやや強め。日本でも人気が高いビアスタイル。
Pale ale[ペールエール]イギリスを代表する淡色(ペール)エール(上面発酵)のスタイル。甘くフルーティでありながら、ホップの苦味も効いている。
Pilsner[ピルスナー]ラガービールの代表的存在。淡色の下面発酵ビールで、ホップの苦みが特徴。日本でビールといえば、このピルスナースタイルを指すことが多い。チェコのピルゼンにおいて黄金色のピルスナーの原型が生まれたことに由来。
Schwarz[シュバルツ]ドイツ語で“黒”を意味する下面発酵の黒ビール。ローストしたモルトの香ばしさと、色の濃さのわりにすっきりした味わいを持つ。チョコレートやコーヒーのようなアロマも特徴。
Stout[スタウト]“強い”を意味するスタウトは、アイルランドやイギリスでよく飲まれる濃色エール。日本でもおなじみのギネスが有名。黒くなるまで焙煎した大麦の香りと濃厚な味わい、クリーミーな泡立ちが楽しめる。
Weizen[ヴァイツェン]南ドイツ発祥とされるエール系白ビール。ヴァイス(=ドイツ語で白)ビールとも。小麦麦芽を50%以上使用し、苦味は少なくバナナのようなフルーティな香りが日本でも人気。
White Ale[ホワイトエール]ベルギー生まれのベルジャンホワイトエールを指すことが多い。麦芽となる前の小麦を使用し、ホップ以外にスパイスでも香りづけしている。酸味が爽やかでスパイシー。
教えてくれたのは、この人!
ビアジャーナリスト協会代表 藤原ヒロユキさん小規模醸造の解禁から地ビールの魅力にハマり、ビアジャーナリストとして活動開始。2010年にビアジャーナリスト協会を設立し、日々ビールの魅力を伝えている。著書多数
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