昨年10月に日本国内で行われたキリンチャレンジ杯で3-4とまさかの敗戦を喫したウルグアイ。その試合から得た教訓は何かと問われた指揮官は、「日本代表の特長について話すなら、スピードが速く、90分を通じてそのスピードが落ちなかった。素早いリズムの試合になる」と分析。それでも「3-4で負けたチームは(今回と)違うチームだった」と話し、前回は不在だったFWルイス・スアレスらがチーム力を上げることに期待した。
ウルグアイは初戦のエクアドルに4-0で勝利。日本との第2戦では決勝トーナメント進出が懸かる。エクアドル戦で負傷したMFマティアス・ベシーノは欠場となるが、その穴を誰が埋めるかはもう既に決定済み。会見では「ここでは話さないが、選手には伝えている」と準備を進めている。
「我々はこのグループリーグから次のステージへ進みたい。全力でプレーしたい」と話し、日本戦へ向けて意気込んでいた。
(取材・文 矢内由美子)