Twitterはこの情報が広告のリアルタイム入札(real-time bidding)に利用される際に位置情報を削除するようにしていたつもりだったものの、実際は削除されずに「信頼できる広告パートナー」に送信されたと考えられています。ただし、Twitterは位置情報データを5平方km単位より正確にならないよう解像度を下げており、またユーザーのアカウント名やその他情報は一切広告パートナーに渡していないため、ユーザーの居場所の特定や正確な移動追跡には使えないと主張しています。
さらに、Twitterは「位置情報は保持されるものではなく、ごく短時間しかシステムに存在しないため、通常のプロセスの一部として削除された」ことを広告パートナーが確認したと述べました。また影響を受けたユーザーにはTwitterから直接連絡をとっているとのこと。
ただし連絡を受けていなくとも、意図せずして位置情報を公開する設定にしているユーザーも、もしかしたらいるかもしれません。自分の居場所を知られたくないのであれば、一度自分のTwitterアカウントの設定は見直しておくべきかもしれません。