ソウル中央地検は9日、売春あっせんなどの行為の処罰に関する法律違反、特定経済犯罪加重処罰法上の横領、食品衛生法違反などの容疑で警察が申請した逮捕状を裁判所に請求した。
V.Iさんとユ氏は、2015年に日本人投資家らに売春をあっせんした容疑が持たれている。
警察は、日本人投資家らが韓国を訪れた際、ユ氏が性的な接待のため女性を呼び、費用を仲介者の口座に振り込んだことを確認した。また、日本人投資家ら7人のうち一部が性的な接待を受けた事実も明らかになった。
また、捜査の過程でV.Iさんが15年に国内で買春を行った事実も把握し、逮捕状の請求にあたり容疑を追加した。
警察は、V.Iさんとユ氏がソウルのクラブ「バーニングサン」の資金約5億3000万ウォン(約5000万円)を横領した疑いでも捜査を進めている。
このほか、警察はバーニングサンの大株主の企業や共同代表者、台湾の投資家の韓国人ガイドなどが横領した資金も計20億ウォンに上るとみて、V.Iさんと企業の共謀の有無を調べている。