先発出場していた原口はロングボールに抜け出すと、得意のドリブルでGKも華麗に突破。あとは無人のゴールへボールを流し込むだけだった。ところが、ここでトラブルが起こる。吹雪とも表現できる多量の雪だ。この日は雪がグラウンドにも積もっており、原口のグラウンダーのシュートが途中で止まってしまったのだ。
これをレヴァークーゼンの選手が冷静に回収してしまい、原口のゴールは幻となった。冬ならではの光景だが、これに海外メディアも注目している。
英『Daily Mail』は、「原口はGKをかわし、確実にゴールと思えるシュートを打った。ボールはゴールへ向かって転がっていたが、雪に捕まった」と取り上げており、快晴の日ならば問題なくゴールとなっていたであろうことを嘆いている。
ハノーファーは後半に2得点を返したものの、最終的には2-3で敗れてしまった。結果論だが、原口のゴールが決まっていれば勝ち点を拾えたかもしれない。流れは完璧だっただけに、原口としても悔しいだろう。